加須市騎西いちじく組合で、8月上旬から露地栽培のいちじくの出荷が始まりました。
栽培するのは、大ぶりで柔らかな果肉と濃厚な甘みが特徴の「ドーフィン」です。今シーズンは19名が3ヘクタールで栽培しており、10月下旬までに約40トンの出荷を見込んでいます。
収穫は朝4時から。実に赤い筋が入り、先が割れ始め、1~2割程度色づいたものを選んで一つずつ収穫します。自宅の作業場に持ち帰ったら、「秀」を5規格、「優」を2規格に分けてパック詰め(1パック400グラム)。予冷庫で保管した後、夕方3時までに出荷場に持ち込みます。
松村廣司組合長は「今年の梅雨は雨が多く栽培には苦労しましたが、とても美味しいいちじくに仕上がりました。」と話しています。
騎西の梨・いちじくはJA騎西農産物直売所(tel.0480-73-6776)でも販売しています