騎西地区で8月初旬から特産の梨の選果が始まりました。作柄は平年並みで甘みは上々です。
選果所で働くのは、パート従業員35名。生産者の指導を受けたベテラン従業員がコンテナから梨を取り出し、「優・秀・良」の3種類に選別。レーンに並べるとセンサーが判別し、さらに重さ別に8種類に分けられた後、1玉ずつ箱詰めされます。
利用する加須市騎西梨撰果所利用組合の組合員は現在24名。栽培面積は約7.7ヘクタールです。「幸水」や「豊水」のほか、県のオリジナル品種「彩玉」などを9月下旬まで県内市場に出荷します。
谷部芳夫組合長は「今年も上質な梨を収穫することができました。ぜひ騎西の梨を味わってみてください。」と話しています。
2020.8月号