北川辺いちご部(橋本光男部長)で、10月22日からとちおとめの出荷が始まりました。
同部では、9名の部員のうち4名が「夜冷栽培」を導入しています。定植前の苗を低温施設で休眠させ、花芽の分化を早めることで、県内では最も早く収穫期を迎えることができます。夜冷のものは11月中旬の七五三需要に、普通栽培はクリスマス需要にピークを合わせられるよう並行して栽培管理が進められます。
9月の台風15号では、突風によって2軒のハウスのビニールが破損しました。また、収穫を目前に控えた10月の台風19号では、ハウス内の通路が浸水するなどの被害もありましたが、無事に初出荷を迎え、部員は安堵の表情を浮かべています。
出荷は5月下旬まで。県内と青森の市場に出荷されます。