今月のTOPICS

2019.8月号

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今月のTOPICS

騎西梨撰果所がスタート

騎西地区で梨の出荷がスタートしました。8月上旬から稼働を始めた加須市騎西梨撰果所では、もぎたての梨が早朝からコンテナで持ち込まれ、44名のパート従業員が選果・箱詰め作業を行っています。
撰果所を利用する加須市騎西梨撰果所利用組合では、28名の生産者が約9.5ヘクタールで梨の栽培を行っており、9月下旬までに「幸水」や「豊水」、「彩玉」などを約12,000ケース(1ケース10キロ)県内市場等に出荷する予定です。
谷部芳夫組合長は「4月の花掛け時期の冷え込みや、梅雨の長雨など多少の不安もありましたが、無事に収穫時期を迎えることができました。特に彩玉は、当組合員が3年連続県知事賞を獲得している自慢の品種です。地域の皆さんにぜひ味わっていただきたい。」と話しています。

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いちじくの出荷が始まりました

加須市騎西いちじく組合で、8月上旬からいちじくの出荷が始まりました。
栽培するのは、ほどよい甘みとさっぱりした風味が特徴の「ドーフィン」です。今シーズンは、24名の組合員が約3.9ヘクタールで栽培しており、出荷目標は40トンです。
同組合では、各組合員が集荷所に持ち寄った荷姿を、ベテランの組合員が1パックずつ目視検査します。クリアしたものだけを出荷するため、市場からの評価も高く、近隣産地よりも高単価で取引されています。
松村廣司組合長は「梅雨時の大雨にも負けず、順調に仕上がりました。組合員一人ひとりが丹精込めて作ったいちじくをぜひご賞味ください。」と呼びかけています。
同組合のいちじくは、10月下旬まで県内市場に出荷されます。 騎西の梨・いちじくは、JA騎西農産物直売所(tel.0480736776)でもお取扱いしています。

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牛乳パックの椅子を公民館に寄贈〜女性部羽生支部〜

JA女性部羽生支部は、6月27日に牛乳パックの椅子7個を手子林公民館に寄贈しました。
同部では、日頃の活動で同館を利用する中、足が不自由で座敷に座ることが難しい高齢者を目の当たりにしていました。そこで、地域の方に少しでも快適に公民館で過ごしてもらいたいと、「家の光」を参考に椅子を作りました。
この椅子は、きれいに洗って乾かした牛乳パックを三角形柱に折り、24個ずつ貼り合わせて作ります。ガムテープでまとめる時にきれいな六角形に整えることがとても難しいところですが、互いに協力し合いながら完成させました。
長谷川タマ子部長から椅子を受け取った荻山芳朗館長は、「大切に使わせていただきます。」と喜んでいました。

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行田の田んぼアートが見ごろを迎えました

7月下旬、12周年を迎える行田市の田んぼアートが見ごろを迎えました。
古代蓮の里の東側の水田には、9月から熊谷市でも開催されるラグビーワールドカップの日本代表を応援するため、姫野和樹、リーチマイケル、田中史朗の3選手がダイナミックに描かれています。
2.8ヘクタールという広大な面積に、稲で繊細な図柄を描くために使われた杭は約8,000本。ひもでつないで下絵をつくり、それに沿って4種類の稲が植えられました。ベースとなった緑色には「彩のかがやき」、選手のユニフォームなどに使われた赤色と白色にはそれぞれ「べにあそび」と「ゆきあそび」が、髪の毛などの黒色には「ムササキ905」という品種が使われています。
主催する田んぼアート米づくり体験事業推進協議会の事務局は「田植えイベントには、荒天にもかかわらず『日本代表にエールを送りたい』と約1千人が参加してくれました。皆さんの熱い思いが込められている3選手の勇壮な姿を、ぜひ観に来てください。」と話しています。
見ごろは11月上旬まで。隣接する展望タワーからの観覧がお勧めです。

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大利根中央支店管内の山崎さんが優勝
〜大利根支部グラウンドゴルフ大会〜

年金友の会大利根支部は、7月2日に加須市大利根運動公園でグラウンドゴルフ大会を開きました。
開会に先立ち、青木利雄支部長は「令和最初の大会です。怪我に気を付けて、かけがえのない大会にしましょう。」と呼びかけました。
参加した会員は200名。土と芝生の全4コースで、白熱した試合を繰り広げました。
優勝は大利根中央支店管内の山崎健一さんです。山崎さんは「とてもうれしいです。この大会は普段挨拶しかしないような地域の人とも交流できる素晴らしい大会です。これからも続けて欲しいです。」と喜びを話していました。

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無人トラクターの代掻きを見学
〜土地利用型スマート農業研修会〜

6月26日、行田市斎条のほ場で「土地利用型スマート農業研修会」が開かれました。
この研修会は、加須農林振興センターが担い手の収益力向上を目的に開催しました。参加者は、近隣の大規模農家や関係機関職員など約230名です。
スマート農業とは、ロボット技術や情報通信技術などを活用して、省力化や精密化などをすすめた次世代農業のことです。RTK‐GNSSとよばれる衛星の電波と基地局を利用した測位システムによって、無人で代掻きを行うトラクターや、人がハンドル操作を行わなくても苗を植えていく田植え機などのデモンストレーションが行われ、参加者はカメラ片手に熱心に見学しました。
羽生市から参加した熊倉光男さんは、「実際に使えるようにするまでが大変だと思うが、是非使ってみたいと思った。」と目を輝かせながら話していました。

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朝どりナスを出荷〜川里園芸組合〜

川里園芸組合で、5月20日から朝どりナスの出荷が始まりました。
生産する組合員は、早朝4時から収穫をはじめます。箱詰めされたナスは、農家を巡回する集配車によってあらかじめ契約した県内のスーパーの店舗に運ばれ、その日の午後には店頭に並びます。
同組合では、市場や小売店からの要望を受け、平成25年から始めました。6月下旬まで、3名の組合員が連日約50ケース(1ケース5キロ)を出荷しました。
渡辺浩副組合長は「他の作業と重なる日や体調のすぐれない日があっても時間までに作業を終えなければならず、とても大変です。」と言いながらも「新鮮なナスを、消費者に喜んでいただけることが何より。今後も頑張って続けていきたい。」と話しています。

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女性部員が輸入農産物の現状を学ぶ

JA女性部行田中部支部(長谷川佳子部長)とフレッシュミズ部会(小暮恵子部長)は、7月3日に日帰り研修旅行に出かけました。
向かったのは、輸入された野菜が保管されている横浜港の倉庫です。日頃食を基盤とした活動を行っている部員にその現状を知ってもらいたいと、過去にこの場所を見学したことのある長谷川部長が発案しました。
部員らは、船便で運ばれてきた野菜が空調設備もないテント内で長い間保管されている様子などを見学しました。特に驚いたのは、塩漬けにされたダイコンが1年以上も置かれたままになっており、加工業者に運ばれた後、漂白されて消費者に提供されるという事実でした。
小暮部長は「とてもショック。なるべく国内産のものを買いたい。」と話していました。
この日の研修を通して、今後なおいっそう食の安全・安心にこだわった活動をすすめていきたいと決意を新たにした一行でした。

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行田南支店管内の竹井さんが優勝
〜年金友の会ゴルフ大会〜

JAほくさい年金友の会(箱島登会長)は、7月4日に栃木県のプレステージカントリークラブで第10回ゴルフ大会を開きました。
会員相互の親睦と健康増進が目的で、118名が参加しました。大粒の雨が降る中でのスタートではありましたが、雨具を着用して元気よくプレーしました。
表彰式では、箱島登会長が「ゴルフは日頃の運動不足解消に最適です。今後もゴルフを通して生涯現役を目指しましょう。」と挨拶しました。順位が発表されると、会場のあちこちからどよめきと祝福の拍手が沸き起こりました。
優勝は行田南支店管内の竹井誠さんです。竹井さんは「強い雨の中でしたが、同伴の皆さんのおかげで楽しくプレーできました。」と感謝の言葉を話していました。以下の順位は下記の通りです。
また、最終組がホールアウトし表彰式会場に全員が揃うまでの待ち時間を利用して「あやのくるみ歌謡ショー」が行われました。ご本人のオリジナル曲のほか、「伊勢佐木町ブルース」や「祝い酒」などのヒット曲も披露され、大いに盛り上がりました。
○準優勝=坪井行夫さん(東支店管内)
○第3位=荒井和夫さん(原道支店管内)

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ほくさい農産(株)が株主総会

ほくさい農産株式会社は、6月26日にJA本店で第13期定時株主総会を開きました。
来賓に加須農林振興センターの豊田卓芳部長や、顧問の西田芳秋税理士らを招き、参加した株主は提出された役員改選案などの全3議案を慎重に審議しました。役員に再任されたのは、以下の4名です。
杉田世志明代表取締役は、「皆さんのおかげで、今期も黒字で終えることができました。農業を取り巻く環境は年々厳しさを増す一方ですが、今後も株主の皆さまの経営安定のため尽力していきたい。」と挨拶しました。
同社は北埼玉地域における麦の作付面積の確保と地域農業の維持発展を目的に平成18年に設立され、小麦「あやひかり」の生産に約45ヘクタールで励んでいます。
○代表取締役:杉田世志明さん ○取締役:富岡丈治さん  ○取締役:長谷川彰男さん ○監査役:襟川昭雄さん

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児童が田植え
〜志多見小学校・南河原小学校〜

6月18日、加須市立志多見小学校(佐藤元治校長)の4〜6年生児童58名が、学校ファームでの田植えにチャレンジしました。
同小の水田は、長年地元の有限会社早川農場(早川良史代表取締役)の皆さんがサポートしており、この日も社員の皆さんの指導のもと、彩のきずなの苗を一株ずつ丁寧に植えました。途中、見学に訪れた低学年の児童が「がんばって」と大きな声で声援を送っていました。
また、6月25日には行田市立南河原小学校(五月女一義校長)の5年生児童30名が行いました。
同市中江袋の農家・野中實さんの手ほどきを受けながら、彩のかがやきの苗を植えていきました。この活動を26年行っている野中さんは「この体験を通して農業に興味をもち、将来担い手の1人となってくれる子が現れてくれればうれしいです。」と話していました。

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「農家手取り最大化」
取り組みプロジェクト進行中

JAでは、JA自己改革の一環としてJA全農さいたまと合同で「農家手取り最大化」取り組みプロジェクトを行っています。
その一つとして、新たな園芸品目の提案のため業務加工用タマネギの作付けを進めています。今シーズンは、行田・加須・騎西地区で合計215アール栽培されました。
収穫は、6月上旬から始まりました。加須市種足のほ場では、全農さいたまのリース事業を活用した収穫機でタマネギの根部の土を掘り起し、茎葉を切断、整列させた後、ピッカーで拾い上げ、プラスチックコンテナに収納・回収しました。冬から春にかけての干ばつの影響で小玉傾向ではあるものの、昨年を大きく上回る収量を確保することができました。
このタマネギは、この後食品加工業者を通して、コロッケなどに調理されます。

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