ゴールデンウィークは、管内でもさまざまなイベントで賑わいました。
5月3日は「第10回加須市民平和祭」が加須市の利根川河川敷緑地公園で開かれ、全長100メートルのジャンボこいのぼりが大空を泳ぎました。
この日、その雄姿を一目見ようと集まったのは、約12万人。会場では多彩な催し物が企画され、平和式典や特産品の販売なども行われました。
農産物直売コーナーに出展したのは、加須市園芸組合青年部(岡博和部長)や水深トマト研究会(佐久間通友会長)、加須花卉かがやき会(斉藤勇会長)です。いずれの農産物も来場者にとても好評で、昼前には売り切れるほどでした。
4日には、行田市のさきたま古墳公園で「第34回さきたま火祭り」が行われました。
このイベントでは、燃え盛る炎の中、命がけで不義の疑いを晴らす古事記の神話が再現されるほか、フリーマーケットや物産展なども行われました。
ほくさい農協行田農産物直売所利用協議会(関和英之会長)も、丹精込めた農産物をたくさん準備して出展しました。ブースには、開店直後から大勢の来場者が詰めかけました。中でも、真っ赤に色づいたトマトと、みずみずしいカブが特に人気でした。
年金友の会では、会員の健康増進と親睦を目的に、各支部でスポーツイベントを開いています。
行田支部(大澤邦夫支部長)は、4月19日に熊谷市の妻沼ゴルフ場で第2回ゴルフ大会を開きました。この大会は、昨年初開催し、その好評を受けて行われたものです。前回より4名多い27名が参加しました。天候にも恵まれ、楽しくプレーできました。優勝は、太田支店管内の江森幹夫さんでした。
また、川里支部(相原栄支部長)は4月18日に川里中央公園でグラウンド・ゴルフ大会を行いました。
さわやかな新緑の中、会員69名が参加しました。この場所は、「途中に木の根やマンホールがあって難しく、面白い」と評判のコースです。白熱したプレーが繰り広げられ、大いに盛り上がりました。優勝は、稲村正訓さんでした。
5月8日、サッポロビール株式会社の社員や関係機関職員らが管内のビール大麦のほ場を訪れました。
行田と騎西地区のほ場を視察し、収穫を目前に控えた「彩の星」の生育状況を確認することが目的です。
同社では、お客さまに「おいしさ」と「安心・安全」を提供する麦芽を畑からつくり上げる独自の原料調達システム「協働契約栽培」を提唱しており、大麦専門の社員が直接産地を訪れ、生産者と直接コミュニケーションをとることで、高品質な原料の安定調達を目指しています。
この後、管内のビール大麦は5月下旬から刈取りが始まり、JAの2施設で乾燥・調整されたのち、農産物検査を経て全量同社に出荷されます。
JA女性部西・志多見支部は、4月5日にJA加須西支店で花の寄せ植えを行いました。
会員17名が参加して、ルピナスやガザニアなどの花を丁寧に植えていきました。完成後は鑑賞会も開かれ、互いの作品を褒め合いました。
この日新しく部長に就任した榎本春江さんは、「作業を行いながら、話の花もきれいに咲きました。今後も様々なイベントを企画して活動を盛り上げていきたい。」と抱負を話しています。
ほくさい農協種子生産組合連絡協議会は、4月16日に加須農林振興センターで水稲採種栽培講習会を開きました。
同センターの職員を講師に迎え、水稲種子を生産する会員ら約40名が参加して、採種の基本技術や難病害虫対策について学びました。
石井幸壽会長は「今日学んだことを生かして、全量合格を目指しましょう」と呼びかけました。
同会は、県内で栽培される「彩のかがやき」の種子の全量を行田・羽生・騎西地区で60ヘクタール栽培しています。
行田市埼玉の専修学校、学校法人伊東学園 テクノ・ホルティ園芸専門学校が、S−GAP実践農場の認証を受けました。
評価を受けたのは、野菜生産コースの栽培するコマツナです。学生はその栽培過程を学ぶだけでなく、生産した野菜は近隣のホームセンターの直売コーナーで販売しており、コマツナの年間出荷量は約300キロです。
2年生の小島達也さんは、「取得にあたり、ほ場や作業場の整理整頓などを行いました。袋詰めの作業スペースができ、よりきれいな状態で出荷できるようになりました。」と胸を張ります。
同校は、花と緑のプロフェッショナルを育成する園芸の専門学校で、全国から集まった約80名の学生が講義や実習を通して日々勉強に励んでいます。
4月26日には、加須農林振興センターの根岸喜代志所長が同校を訪れ、伊東政信校長らが見守る中、同コースの学生5名に評価書を手渡しました。
JAは、4月20日に羽生農産物直売所前駐車場で、翌21日には騎西中央支店で野菜苗市を開きました。
両日とも天候に恵まれ、会場は大勢の来店客で賑わいました。キュウリやナス、トマトなどの苗を合わせて約14,000本お買い上げいただきました。ご来場ありがとうございました。
4月19日に、東京都の大田市場で上田清司知事と県内のJA組合長らによる県産野菜のトップセールスが行われました。
上田知事は、多くの買参人や市場関係者を前に「埼玉県は利根川と荒川に挟まれ、水に恵まれた肥沃な大地です。農家が丹精込めて育てた新鮮野菜は、必ず消費者の皆さまによろこんでいただけると思っております。」とセリ台の上から売り込みました。
当JAからは、坂本富雄組合長と農産物販売促進員2名が参加しました。上田知事のマイクパフォーマンスのもと、販売促進員は北川辺とまと研究会の「木甘坊」などが入った野菜の詰め合わせを来場者に配布し、県産野菜をPRしました。
JAは、4月27日にJA北川辺支店の近隣ほ場で「稲作体験教室」を開き、管内から一般に募集した消費者家族が「コシヒカリ」の田植えに挑戦しました。
参加した12家族35名は、ほ場を提供した地元農家の下山房巳さん・豊さん親子の指導のもと、苗を手で植えていきました。この日の早朝は10度を下回る気温で、水田の水はかなり冷たく感じられましたが、ほ場には子供たちのはしゃぐ声が響きました。8条植えの田植え機に乗った下山豊さんが「乗ってみたい子」と声をかけると、大勢の子供たちが集まりました。子供たちは畦の上でカメラ片手に見守るご両親に手を振りながら、乗り心地を確認しました。
イベントの最後に、JAの木元啓営農部長が「平成最後の田植えが終わりました。来年も参加したい人」と呼びかけると「はーい!」と子供たち全員が元気に応えました。
この日植えたコシヒカリは、9月7日に稲刈りを行う予定です。
ほくさい農協行田農産物直売所利用協議会(関和英之会長)は、4月13日に同直売所で春まつりを開きました。
このイベントは、敷地内に咲く桜を買い物客に楽しんでもらいたいと、毎年この時期に行われています。桜の開花がとても早かった昨年は葉桜の下での開催となりましたが、今年はまさに満開の時期に行うことができました。
当日は、会員の栽培した新鮮な野菜が特別価格で販売されたほか、同会女性部(宇田川はる江部長)の手作り赤飯や豚汁が無料で配布され、大勢の買い物客が桜の下で味わいました。
年金友の会は、5月13日にJA本店で第7回通常総会を開きました。管内の支部長らが参加して、2018年度の事業・収支・監査報告や2019年度の事業計画・予算などを慎重に審議しました。
箱島登会長は「当会は、人口に占める会員数が7.3パーセントと県内トップの割合です。今年度も会員拡大に努力していきたい。」と抱負を話しました。
同会は、JAほくさいを年金受取金融機関に指定している会員で組織し、会員相互の親睦と、健康で明るく、心豊かなくらしを送ることを目的に活動しており、平成31年3月末の会員総数は19,141名です。
4月24日、行田市長野の柿沼重兵衛さんのレンゲ畑を、同市立東小学校(櫻井真佐美校長)の3年生児童55名が訪れました。
柿沼さんや加須農林振興センター、JA職員らが見守る中、児童は昆虫の観察や輪飾りづくりなどを楽しみました。
柿沼さんは「畑で元気に遊ぶ子供たちの姿を見ることが毎年の楽しみ。これからもほ場の提供を続けたいです。」と話しています。
JAは、4月16日にTAC進発式を行いました。TAC(タック)とは、地域農業の担い手に出向くJAの営農経済渉外担当者の愛称で、農家への訪問活動を通して農業経営に関するあらゆる相談に応える職員のことです。
式典では、それぞれの職員が「決意表明」を発表しました。行田中央支店の井ノ山俊輔係長は「任命され4年目を迎えました。他のTACの手本となるとともに、農家の皆さまの所得向上のため努力してまいります。」と力強く宣言しました。
当組合では、平成28年から各基幹支店に配置し、現在は10名の職員が活動しています。今年度は、大規模農家や認定農業者などの担い手経営体の全戸訪問を目標に、活動を行います。
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