管内で「S-GAP実践農場」の評価取得が進んでいます。
この制度は、モラルとルールに則った「良い農業のやり方」を生産者に広く普及させ、経営上のリスク把握による効率的かつ持続的な農業経営をめざすため、平成28年に埼玉県が創設しました。
1月9日に加須農林振興センターの根岸喜代志所長から評価書を交付されたのは、行田市長野の岡安俊則さんです。岡安さんは、同市内のハウスで15アールのトマトを栽培しています。岡安さんの「桃太郎」は、2月から6月ごろまで県内市場に出荷されるほか、JA行田農産物直売所でも人気の商品です。
羽生市ブルーベリー研究会(村田初雄会長)には、2月4日に羽生市役所で交付されました。同会は、100種類以上あるといわれるブルーベリーの品種の中から、味と香りがよく、大粒のものを中心に約20種を1ヘクタールで栽培。大手スーパーで果実を販売するほか、JA羽生農産物直売所ではブルーベリーの美味しさが丸ごとつまったジャムを販売しています。
1月24日、ほくさい農協羽生農産物直売所利用組合(増田博俊組合長)は、JA本店で栽培講習会を開きました。
同会では、同直売所に出荷する農作物の品質向上を図るとともに、新規作物の推進や端境期の出荷対策に取り組むため、年に2回ほどこのような講習会を開いています。
参加した約50名の会員は、種苗会社の社員から野菜別の奨励品種と栽培上の注意点などを、肥料メーカーの社員からはそれぞれに適した肥料と作物別の施肥基準などの解説を受けました。
また、加須農林振興センターの職員からは「S‐GAP実践農場」の評価取得方法やメリットなどが説明されました。
昨年秋に各地区で行った秋のイベントの売上が、各市社会福祉協議会に寄付されました。内容は以下のとおりです。大勢の皆さまのご来場ありがとうございました。
【第1回行田農業まつり】
行田農業まつり実行委員会(山ア功一委員長)よりポップコーン・わたあめ・赤飯コーナーのチャリティ募金と農産物品評会の売上、計136,331円。
【かわさとフェスティバル2018】
川里中央支店よりJAで販売したポップコーンの売上金20,350円。
【第29回羽生市農業まつり】
羽生市農業まつり運営委員会(藤倉隆雄会長)より売上全体の中から10万円と白米20キロ。
【第40回加須地域農業まつり】
加須地域農業まつり運営委員会(関和俊雄会長)より品評会のキュウリの売上金の一部とバザーの売上金全額、計55,320円。また、品評会に出品された玄米68キロ。
【銀杏祭・JA秋の収穫祭(騎西地区)】
加須市騎西農作物収穫祭運営委員会(茂木壯一会長)より両イベントの女性部コーナーの売上金の中から80,000円。
【北川辺ふるさと秋まつり産業祭】
北川辺青果物出荷協議会(増田守男会長)より売上金30,135円。
【第8回童謡のふる里おおとね市民まつり】
大利根中央支店よりJAで販売した焼き芋の売上金14,150円。
川里花き出荷協議会(関根宏会長)は、2月8日に全国の取引市場20社を招き、ほ場視察と販売促進会を行いました。
双方の情報交換のほか、2・3月に出荷予定の主要品目を確認してもらい、概算の受注数を把握することが目的です。当日は、7名の会員のほ場を市場担当者とともに巡回し、サイネリアなど約30種類の鉢花などを披露しました。
JAは、1月9日に市民プラザかぞで彩女(あやめ)セミナーを開きました。
このセミナーは、JAの仲間づくりとスローライフの提案を目的に、昨年6月に開講しました。
最終回のこの日は、22名が参加してみそ作りを行いました。材料に大豆の水煮と乾燥米麹を使うことで、手軽にみその仕込みが完成。これには、仕込みは初めてという参加者も「味噌作りのハードルが下がりました。家でもやってみようと思います。」と満足そうでした。
また同日、閉講式も行われました。これまでに行ったすべての日程に出席した参加者には修了書が渡され、羽生市の諸井恵古さんがJA吉田岳雄常務から代表して受け取りました。諸井さんは「いずれの講習も楽しく過ごせました。まわりの皆さんのおかげです。」とお礼を述べました。
JA女性部羽生支部(長谷川タマ子部長)は、1月25日に手子林公民館で健康で風土にあった食生活研修会を開きました。
「家の光」のレシピを参考に、里芋とレンコンの混ぜご飯やほうれん草とひじきのポテトサラダ、水ようかんなど6品を15名で調理しました。
参加した会員は「混ぜご飯は、里芋と一緒に炊き上げることでお米がなめらかに仕上がり、とても食べやすかったです。」と話していました。
この日調理したレシピは、2月に行われた同部主催「ふれあいデイサービス」の昼食に活用されました。
JA年金友の会(箱島登会長)は、2月4日から7日まで3班に分かれて親睦旅行に出かけました。それぞれ一泊二日の日程で、全地区から合計399名の会員が参加しました。
今回の宿泊先は、静岡県の伊東温泉ホテル サンハトヤです。参加した会員は、「海底温泉お魚風呂」で壁の水槽で泳ぐ魚たちを見ながら日ごろの疲れを癒しました。
夜に行われた懇親会では、各支部長とJA坂本富雄組合長から日ごろのJA利用や会員拡大のお礼、JA自己改革の進捗状況などを含めて挨拶がありました。また、毎年恒例のお楽しみ抽選会が行われたほか、それぞれ自慢のカラオケや踊りも披露され、大いに盛り上がりました。
農事組合法人 羽生市野菜組合の利用する選果場で、1月25日から半促成キュウリの選果がスタートしました。JA職員らの指導のもと、31名のパート従業員が手際よくキュウリの選果作業を行っています。
同選果場では、昨年の9月に選果機の入替を行いました。高性能のカメラセンサーが搭載されており、より正確に規格を判別できるようになりました。
今シーズンは生育期間中に好天が続いたこともあり、食味・食感ともに申し分なく、高品質に仕上がっています。
同組合の萩原丈夫代表は「今後も肥培管理に細心の注意を払い、市場から『羽生のキュウリなら』と言われるよう頑張りたい。」と話しています。
同組合の半促成キュウリは、豊洲市場などを通じて6月下旬まで首都圏の大手スーパーなどに並びます。
JA川里中央支店では、3月3日のひな祭にあわせ、2月上旬から店頭にひな人形を飾っています。
毎年女性職員が中心となり、来店するお客さまに春の訪れを感じていただこうと、協力して飾りつけを行います。さらに今年は、同支店職員の家族が一つ一つ手作りしたつるし雛も加わりました。
野本勝之支店長は「来店されたお客さまが笑顔になるのを拝見して、私たちまで顔がほころびます。今後も、『JAに行くのが楽しみ』と思っていただけるような店舗づくりを心がけていきたいです。」と話しています。
1月27日に「行田地区ふれあい旅行」が行われ、行田基幹支店管内から約70名が参加しました。
今回の旅の目的は、東京宝塚劇場での雪組公演「ファントム」の観劇です。華やかな舞台と圧倒的な歌唱力、繊細な演技に魅了され、時には涙を流しながら鑑賞する参加者もいました。
また、品川プリンスホテルでは、ローストビーフやゆでカニ、お寿司などバリエーション豊かなランチビュッフェを楽しみました。
JAは、12月上旬から1月下旬に、行田・羽生・加須・大利根中央支店の4会場でJA顧問税理士による「相続・遺言セミナー」を開きました。
西田芳秋税理士による「確かな相続・円満な相続のために」と題した講演では、トラブル事例などを交えて、遺言書の必要性や相続税対策などが解説されました。長年相続の現場に立ち会い、豊富な経験をふまえての説明に、参加者の皆さんはメモをとりながら熱心に聞き入っていました。
また、JAバンク埼玉県信連の職員からは、思いを次世代に伝え、円滑な遺産分割を済ませるための遺言信託商品の紹介がありました。
参加した人は「相続や遺言の大切さを感じました。」と話していました。
JAは、1月26日に熊谷市のキングアンバサダーホテル熊谷で婚活パーティー「ほくさいプリンスとプリンセスの出会い」を初めて開きました。
男性は、JA職員が農業後継者を中心に声かけを行い、管内から13名が参加。女性も近県から13名が集まり、4組のカップルが誕生しました。
自己紹介を兼ねたPRタイムでは、趣味や休日の楽しみ方などをそれぞれ積極的にアピールし、会場は熱気に包まれました。また、その後のフリータイムにはビュッフェ形式の会食が行われ、意中の相手との会話を楽しみました。
JAでは、今後もこのような取り組みを通して、組合員子弟をはじめとする地域の皆さまの結婚支援活動を行ってまいります。
行田市門井町の梁瀬重雄さんが平成29年4月に出版した詩集「野道の唄」が、高い評価を受けています。
昨年6月には「第24回埼玉詩人賞」を、9月には「第14回日本詩歌句随筆評論大賞」の優秀賞、また11月には「第8回秋谷豊賞」を受賞しました。
現在83歳の梁瀬さんは、若いころから農業の傍ら詩に親しみ、現在も農の日常をやさしい言葉でつづり続けています。
県内JAと全農埼玉県本部は、1月26日と27日に加須市のむさしの村で第58回農業機械大展示会を開きました。
強風が吹き荒れるあいにくの天気ではありましたが、2日間で県内全域から約4,800名、当JA管内からは約670名が来場しました。
このイベントは、生産コストの低減や農作業の効率化に向けた先進技術のPRを目的に、最新の農業機械を一堂に展示して行われています。
会場では、組合員の声を反映して開発された共同購入トラクターの展示や農業用ドローンの実演も行われました。
中でも、水稲育苗の際にひと箱に通常の1.5倍程度の籾種を播いて苗箱数を減らす「密苗」を紹介するコーナーには、大勢の人だかりができていました。
私たち2名は、昨年12月10日から2月6日までの間、埼玉県中央会が主催する第93回JA職員長期講習に参加しました。
県内の各JAから寄居町の埼玉県農業団体教育センターに22名の講習生が集い、勉学に勤しみ学識を深めるとともに、長い寮生活を通して親睦を深めました。
講習では、信用・共済・経済・営農といったJAの事業のほか、関係法規や税務などの実務的な分野を学習しました。
この講習で得られた様々な知識を、組合員と地域の皆さまの安定した豊かな生活のために役立ててまいりたいと思います。
加須北支店・野中俊宏 本店共済課・新井耕平
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