今月のTOPICS

2015.10月号

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今月のTOPICS

安定した野菜の生産・出荷体制の強化を
北埼地区野菜一元共販連絡協議会が総会

北埼地区野菜一元共販連絡協議会は9月12日、JA本店で第42回通常総会を開きました。
27年度の協議会販売実績は、キュウリが3,397トン(前年比93%)で11億6,000万円(同93%)、ナスが176トンで(同109%)で7,200万円(同118%)でした。
協議会の坂本富雄会長は「北埼一元のブランドの確立を目指しながら、会員の経営安定に期するべく努力する」とあいさつしました。
また、27年度立毛共進会入賞者28名を表彰し、越冬キュウリの部で秋山雄一さん(加須)、半促成キュウリの部で岡博和さん(加須)、ハウスなすの部で梓沢実さん(騎西)が知事賞に選ばれました。その他の主な結果は以下のとおりです。
□越冬キュウリの部 ▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=中村米二さん(羽生) ▷ほくさい農業協同組合長賞=田島祥之さん(加須) ▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=木村光輝さん(加須)
□半促成キュウリの部 ▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=斉藤文雄さん(羽生) ▷ほくさい農業協同組合長賞=早川美雄さん(羽生) ▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=新井明弘さん(加須)
□ハウスなすの部 ▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=斉藤隆さん(騎西) ▷ほくさい農業協同組合長賞=田沼昇さん(加須) ▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=柿沼邦夫さん(騎西)

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県知事を表敬訪問 新米を贈りました

9月10日、JAと県JA中央会は浦和区の埼玉県庁を訪れ、上田清司埼玉県知事に新米コシヒカリ5キロを贈呈しました。
また、当日は炊き立てのおにぎりも持参し、新米をいち早く食べていただきました。
JAの坂本富雄組合長は今年産の米の作柄状況や概算金が上昇したことを報告。また、日頃の農産物PRに対してお礼を述べ、引き続き協力をお願いしたいと話しました。
今年産米の検査については、下記にてご紹介しています。

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騎西のイチジクを紹介「産地参上! 三平食堂」

加須市騎西地区で生産が盛んなイチジクが、10月1日から31日放送の生産者応援番組『産地参上!三平食堂』(ケーブルテレビ J:COM制作)で取り上げられました。
番組は9月3日、加須市騎西いちじく組合の坂本君夫組合長・千里さん夫妻のほ場とJA騎西農産物直売所にて撮影。ほ場では坂本組合長がイチジクの栽培方法や魅力を語り、司会の林家三平さんが収穫体験をしました。また、直売所では五十嵐英子店長が美味しいイチジクの選び方などを紹介しました。
イチジク料理の紹介では、三平さんが組合の加工品調理担当の女性4名と「イチジクのてんぷら」「鶏肉のイチジク煮」「パウンドケーキ」の3品を調理し試食しました。
取材を受けた坂本組合長は「番組を通して、イチジクの魅力をより多くの方に知ってもらえたら嬉しい」と笑顔で話しています。

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優良種子の生産を目指して 採種組合で共同作業

8月下旬、ほくさい農協種子生産組合連絡協議会(石井幸寿会長)を組織する6採種組合では、異品種・異株(雑穂)の抜き取りを会員が共同作業で行いました。
この作業は優良な種子生産をするために、種子の「純粋性」を確保する重要な作業で、毎年この時期に行っています。
当協議会では、種子の品質向上のため、研修会等を開催し、生産技術の高位平準化を目指し、優良種子の供給を図っています。
写真は種足採種生産組合(小川保夫組合長)の作業の様子です。

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27年産米の検査がスタートしました

8月27日、JA北川辺支店で平成27年産米の検査が始まりました。
民間検査員による検査が14年目を迎え、農産物検査員の資格を取得した21名のJA職員が「公正で中立な検査を」と、管内の検査を担当しています。
初日に検査したのはコシヒカリで、6,681袋(1袋30キロ)でした。
検査は今後管内の各地域で順次スタートし、11月中頃まで続く予定です。また、新米はJAの各農産物直売所にて販売中です。

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田んぼアートがギネス世界記録™に認定

9月8日、行田市小針の古代蓮の里の東側圃場に作られた約2.7ヘクタールの田んぼアートが「最大の田んぼアート(Largest rice field mosaic)」としてギネス世界記録に認定されました。
同日現地で公式認定員が審査し、古代蓮の里内にある古代蓮会館にて認定式が行われました。公式認定員がギネス世界記録達成を発表し、工藤正司市長へ認定証が手渡されました。「認定されてとても嬉しい。たくさんの人にこの田んぼアートを見てもらいたい」と認定式に駆け付けた関係者は話しています。
田んぼアートを見る絶景ポイントは古代蓮会館で、地上50メートルの大パノラマ展望室から一望できます。見頃は10月中旬まで。10月18日にはボランティア、一般参加者らによる稲刈り体験が行われ、収穫した米は稲刈り参加者へ配布される予定です。

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加須市で直売農家めぐり

9月4日、加須市は市民16名を招き、農産物直売農家めぐりを行いました。この企画は消費者と生産者との交流促進、地産地消の推進を目的に毎年開かれています。
参加者は梨やイチジク、ブドウなどの直売農家7ヶ所を訪れました。JAほくさい騎西梨撰果所では、梨の撰果、箱・袋詰め作業を見学。加須市騎西梨撰果所利用組合の谷部芳夫組合長は「地元においしい梨があることを知ってもらう機会となった。幸水・豊水だけでなく、彩玉・あきづきなどの品種も皆さんに食べてもらいたい」と話しています。
次回の直売農家めぐりは来年3月に開催の予定です。

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川里で恒例の花苗を「山上げ」

8月19日、JAの坂本富雄組合長をはじめ役職員が栃木県の日光戦場ヶ原で「山上げ」の視察を行いました。
標高1,500メートル近い高地で涼しい環境の中、高温・多湿を避け順調な育苗・開花を促します。
30年以上の伝統あるこの作業によって育苗された高品質の花苗は、9月のカランコエに始まり、10月から日本一の生産量を誇るプリムラ類が出荷され、春のクモマ草まで約半年間全国に出荷されます。

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第2回彩女(あやめ)セミナー 豆腐作りとおから料理

JAは9月10日、加須市の三俣コミュニティセンターで彩女セミナーを開き、23名が参加しました。
まず午前の部で参加者は調理実習を行いました。ふるさとの味伝承師の田部井直江さんと大川房子さんが講師となり、豆腐作りとおから料理に挑戦。豆腐、おからサラダ、ゼリーフライの3品を仕上げました。「本格的な豆腐作りが体験できた。家庭でも挑戦したい」と参加者は話しています。
また、午後の部では加須消防署員による救命入門コースを開講。AEDの使い方について学びました。

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加須市立大利根東小学校で児童が稲刈り体験

9月14日、加須市立大利根東小学校(中里孝校長)の5年生児童が、学校ファーム田んぼくんの稲刈りに挑戦しました。収穫したのは、児童が5月に植えた「コシヒカリ」です。
学校応援団の青鹿忠重さんをはじめ、地元農家の方々の指導のもと、児童は鎌を使って刈り取り作業を行いました。「収穫できるのを楽しみに待っていた。初めてで難しかったが、みんなと協力してたくさん刈り取ることができてうれしい」と児童は笑顔で話しています。
収穫した米は10月31日のバザーで販売予定です。

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珍客?! 加須市北川辺地区にコウノトリ飛来

加須市北川辺地区のコシヒカリの稲刈りを終えたほ場でコウノトリが目撃されました。
「この辺りに飛んでくるのは珍しいので、とても驚いた」と近隣住民の方は話しています。
確認されたのは8月19日から3日間ほど。個体識別の足環から、兵庫県より飛来したことが分かりました。コウノトリは全長約110センチの大型の渡り鳥。湿地にて採餌を行うことで知られています。絶滅危惧種IA類に分類され、国の特別天然記念物に指定されています。

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