北埼地区野菜一元共販連絡協議会は9月11日、JA本店で第37回通常総会を開きました。22年度の協議会販売実績は、キュウリが4479トン(前年比94%)で13億5500百万(同94%)、ナス290トン(同87%)で1億1100万円(同95%)でした。
協議会の坂本健次会長は「厳しい情勢の中でも、更なる北埼一元ブランドの確立をめざしながら、会員の経営安定に向けて努力したい」と挨拶しました。
また、22年度立毛共進会入賞者29人を表彰し、越冬キュウリの部で羽生の中村米二さん、半促成キュウリの部で羽生の斉藤文雄さん、ハウスナスの部で騎西の梓沢実さんが知事賞に選ばれました。その他の主な結果は次のとおりです。
◇越冬キュウリの部 ▽県園芸協会長賞=瀬田利昭さん(加須)▽全農埼玉県本部運営委員会長賞=野本煕一さん(加須)▽北埼玉農業振興連絡協議会長賞=野本幸雄さん(騎西)
◇半促成キュウリの部 ▽県園芸協会長賞=飯塚輝雄さん(羽生)▽全農埼玉県本部運営委員会長賞=台光夫さん(加須)▽北埼玉農業振興連絡協議会長賞=鴨田好栄さん(羽生)
◇ハウスナスの部 ▽県園芸協会長賞=田沼昇さん(加須)▽全農埼玉県本部運営委員会長賞=藤倉清さん(羽生)▽北埼玉農業振興連絡協議会長賞=関根光信さん(騎西)
8月26日、加須市立昭和中学校2年生の生徒5名が、有限会社早川農場で職場体験学習を行いました。
作業内容は、キャベツ苗の植付けです。苗の扱い方や移植機の操作方法などの指導を受けながら、一生懸命に作業をしていました。
農作業を体験した生徒さんは「想像以上に大変な仕事だけど、とても楽しかった」と語っていました。
また、有限会社早川農場代表取締役の早川初男さんは「少しでも多くの若者に農業の魅力を知ってもらいたい」と語っています。
JAとJA女性部、北埼玉農業振興連絡協議会では8月27日、加須市の市民プラザかぞで親子米粉料理教室を開きました。管内在住の親子約30人が参加し、米粉料理を学びました。
メニューは「米粉うどんの田舎汁・冷や汁」「米粉のラップス」「米粉ワッフル・イチジクジャム添え」の3品。試食では、「もちもちしておいしい」「家でも作ってみたい」と好評でした。
JAと埼玉県米麦改良協会は9月3日、行田市の南河原公民館で「彩の星100%ビール試飲会」を開きました。生産者、サッポロビール株式会社、JA、関係機関職員ら約60名が参加し、醸造したてのビールを試飲しました。
ビールは、サッポロビールが「協働契約栽培」で収穫した行田市産の「彩の星」を醸造。「彩の星」はサッポロビールが開発、育成した新品種で現在、JA行田中央支店管内のみで試験栽培しています。
サッポロビールの「協働契約栽培」とは「誰が、どこの畑で、どのようにつくった原料なのか」を把握し、生産者と種まきから収穫まで密なコミュニケーションを取りながら、ビールに最適な原材料を育てること。
乾杯の合図で、本格的なサーバーから冷えたビールが次々注がれると、用意した40リットルは2時間ほどで飲み干され、「まろやか」「飲みやすい」「万人に好まれる味」と、大変評価がよく、製品化を望む声もあがりました。
鴻巣市の新井自治会では、案山子を作り豊作を祈ろうと「案山子祭り」を開催しました。共和小学校、グリーンねっと星の川の方々や地域の皆様の協力を得て、50体の工夫をこらしたユニークな案山子が集まりました。
案山子は、鴻巣ゴルフ場の通りの両側の田園を借り展示されました。通りを走る車も速度をゆるめ、昔懐かしい案山子を見物していました。
9月1日、JA北川辺支店と大利根中央支店で今年産米の検査がスタートしました。
農産物検査員の資格を取得したJA職員が管内の検査を担当しています。
初日に検査したのはコシヒカリで、北川辺支店が4939袋、大利根中央支店で3959袋(1袋30キロ)。
新米はJAの農産物直売所で販売しています。
毎年、羽生市上手子林のきむら保育園では、羽生市熟年農業者クラブ主催の体験農業を行っています。
園児達が5月19日にスイートコーンの種を蒔き、8月4日に収穫をしました。
今年は天候に恵まれ、甘くておいしいスイートコーンができ、みんな嬉しそうに試食していました。
JAは8月4日、加須市北下新井のJA大利根営農経済センター建設予定地で、新築工事の地鎮祭を行いました。JAの坂本組合長、篠塚副組合長をはじめ建設委員らが出席し、工事の無事を祈りました。
祭式は神官による祓い清め修祓から、降神之儀、献饌、祝詞奏上、切麻散米、鍬入之儀、玉串奉奠、撤饌、降神之儀でお迎えした神々を元の御座にお帰しする昇神之儀まで、厳粛に進行しました。
現在、工事が進むJA大利根営農経済センターは23年1月に完成する予定です。
埼玉県野菜園芸技術研究会に所属する加須市割目の大熊一郎さん(59)は、「第34回施設野菜立毛共進会」において優秀な成績を修め、農林水産大臣賞を受賞しました。
大熊さんは20歳からキュウリの栽培に携わり、現在では約900坪のキュウリを栽培しています(越冬・半促成キュウリ)。
キュウリの栽培で心掛けていることは「農薬使用基準、夜間の温度管理や液肥追肥管理」など。
また、大熊さんは「加須市体育指導員協議会」の会長を勤め、ニュースポーツといわれるグラウンドゴルフやフロアーカーリングなどの指導を30年間おこなっており、地域に貢献し活躍しています。
大熊さんは「パートさんと連携した栽培管理の徹底と栽培方法の見直しや改善をして、より良いキュウリを作っていきたい」と語っています。
加須市南大桑の野口いちさんは平成14年からサボテンを育てています。初めは1メートルほどの苗だったものが毎年1メートル前後伸びていき、現在では約7メートルまで成長しました。まるで隣にある電柱と背丈を競い合っているようです。花が咲くのは、7月上旬、下旬頃の2回で、70個ほどの蕾が夜の9時頃から咲き始めるそうです。
また、野口さんは水稲を50アール、畑でキュウリ・ナス・ジャガイモ・カボチャ・インゲン・ネギなどを栽培しており、平成12年頃からスーパーへ出荷しているそうです。
JA女性部フレッシュミズ部会では8月29日、行田市の地域交流センターで「家の光記事活用グループ」として、トマト料理研修会を開きました。
グループでは、家の光の記事の中からやってみたいことを話し合い、グループで活動しています。
今回は、家の光7月号から、「トマトピューレ」「トマトケチャップ」「トマトと豆腐のさっぱりサラダ」「トマトケチャップでいただくパスタ」を料理しました。
8月31日、JA役職員が川里花き出荷協議会会員の「山上げ」の現地視察を行いました。
「山上げ」とは高冷地育苗のことで、日光戦場ヶ原に苗を移動し平地での高温多湿を避け、花苗の順調な育苗、開花を目指すために行います。川里地区の20戸の生産者が日光戦場ヶ原を利用しています。
生育されたプリムラ、ガーデンシクラメン、くもま草などの花は、9月から来年3月にかけて全国に出荷されます。
加須市阿佐間の山下宗次郎さんの畑にあるサトイモから、花が咲きました。花は水芭蕉を細長くした様な形で、綺麗な黄色です。「毎年花は咲くが、ここまで綺麗にたくさん咲いたのは初めて」と、山下さん。
もともとサトイモは熱帯地方の植物なので、日本で花が咲くことは滅多にないのですが、夏の暑さや日照時間の関係で本国でも咲くことがあるそうです。これも温暖化の現象なのでしょうか?
羽生市本川俣の大沢寛利さん宅の梅の木にミツバチが巣を作りました。この巣は約15〜25センチほどの5枚の層が連なってできています。
大沢さんが巣に気付いたのはお盆の頃。「初めてのことなのでビックリした」と語ってくれました。
8月18日の朝、別のハチからの襲撃に遭い、巣にいたハチたちは梅の木から少し離れた紅葉の木へとお引っ越し。新しい巣を作っている真っ最中です。今度はどんな巣ができるのでしょうか。
Copyright(c) JA HOKUSAI All rights reserved. 無断転載禁止