北埼地区野菜一元共販連絡協議会は9月13日、JA本店で第35回通常総会を開きました。20年度の協議会販売実績は、キュウリが5304トン(前年比94%)で15億3100万円(同100%)、ナスは361トン(前年比79%)で1億3900万円(同96%)でした。
協議会の坂本健次新会長は「消費の拡大と市況の回復『資材高の販売価格転嫁』に対する消費者の理解を高めるため、組織力と総意を結集していきたい」とあいさつしました。
今後は機動的・効率的な生産流通体制の確立、独自の付加価値によるブランド力の獲得や食品事業者としての信用力の確保など、戦略性のある産地改革をすすめることを確認しました。
また、20年度の立毛共進会入賞者29人を表彰し、越冬キュウリの部で加須市の木村俊之さん、半促成キュウリの部で羽生市の吉岡栄市さん、ハウスナスの部で騎西町の新井武夫さんが知事賞に選ばれました。その他の主な結果は次のとおりです。
◇越冬キュウリの部▽県園芸協会長賞=川島孝夫(加須市)▽全農埼玉県本部運営委員会長賞=瀬田利昭(加須市)▽北埼玉農業振興連絡協議会長賞=中村米二(羽生市)◇半促成キュウリの部▽県園芸協会長賞=江原喜重(羽生市)▽全農埼玉県本部運営委員会長賞=浜野邦司(羽生市)▽北埼玉農業振興連絡協議会長賞=新井明弘(加須市)◇ハウスナスの部▽県園芸協会長賞=大塚喜一(騎西町)▽全農埼玉県本部運営委員会長賞=柿沼邦夫(騎西町)▽北埼玉農業振興連絡協議会長賞=関根光信(騎西町)
9月9日午前11時頃、ミツバチの大移動が目撃されました。
行田市谷郷の柳川初儀さん宅で、植木に女王蜂が止まりそれを守るように、ミツバチが囲い始めました。ほんの10分後には何万匹ものミツバチが写真のように垂れ下がっていました。
柳川さんは「めずらしい光景を見ることができてうれしい」と声を弾ませていました。
JAは9月4日、JA北川辺支店で2008年産米の初検査をしました。農産物検査員の資格を持つJA職員が、北川辺管内の生産者23人が出荷した「コシヒカリ」2011袋(1袋30キロ)を検査。1871袋が1等、1等比率93%と上々の結果でした。
検査を見守ったJAの坂本健次組合長は、「農家経営の安定と『ほくさいのブランド米』が更に確立していくことに努めたい」と話しました。
新米は、JA農産物直売所でも販売しています。
8月29日、上田清司埼玉県知事が騎西町のイチジク農家・綱川晃さんと、ナシ農家・塩崎雄明さんの園地を視察し、意見交換しました。
騎西町いちじく組合の組合長・綱川さんは、イチジク22アールを栽培しています。今年の出来について知事から質問が出ると、綱川さんは「長雨で出荷量にばらつきがある。安定出荷に雨よけハウスを活用したい」と話しました。騎西町梨撰果所利用組合長・塩崎さんの園地では県のブランドナシ「彩玉」を手に取り、説明に聞き入っていました。
その後、上田知事は「自給率向上、食の安全・安心など農業への関心が高まっている」と話し、生産者を激励しました。
8月22日、騎西町いちじく組合が上田清司埼玉県知事を表敬訪問しました。
いちじく組合綱川晃組合長、騎西町の若山勝彦町長とJAの坂本健次組合長らが同行し、今が旬の騎西町の特産のイチジクを知事に贈呈。騎西町産のおいしさをPRしました。
9月10日、騎西町立高柳小学校で5年生の児童20人が学校西側にある高柳小農園でそばまき体験をしました。「水と土と太陽の恵み」と題した総合的な学習の時間の一環で、今回が6年目になります。
地元農家の三枝義司さん、江口武夫さん、小沼治夫さん、吉澤昭枝さんが指導にあたり、「常陸秋そば」種を2アールの畑にまきました。その隣の12アールほどの畑には、全校児童122人と高柳幼稚園の園児14人が地元の健全育成会、PTA役員らの力を借りて植えたサツマイモ畑があります。
児童たちは「簡単そうに見えてもやってみると難しい」「種が厚くなったり薄くなったりで、とても大変」と話し、三枝さんらにコツを質問しながら、楽しそうに作業を続けました。
授業を見守った梶原泰生校長は、「学校では今、子どもたちに多くの人とのふれあいの中での『体験と食育』を重要視している。この体験をとおして、環境を守る気持ちや食べ物の大切さにも気づいてほしい」と話していました。
「たくさんそばが実るといい」と目を輝かす話す児童たち。今後は、草取りなどの管理をしながら収穫までを観察。刈り取りと脱穀をして、そば打ち体験もしていきます。
8月19日、羽生市手子林のきむら保育園(渡辺由紀子理事長)で「保育園児体験農業」が、羽生市熟年農業者クラブ(今西重夫代表)主催で行われました。6月上旬に園児達が蒔いたスイートコーンの収穫です。このクラブ会員の増田博俊さんは、「長雨で収穫を前にかなりの損害を受けたが、甘くて美味しいスイートコーンが実った。これも園児達の想いが通じたのではないか」と話しました。
当日は晴天にも恵まれ、羽生市役所、埼玉県加須農林振興センター、JAの職員も協力し、みんなで元気いっぱいスイートコーンを収穫しました。また、その後の試食会ではうれしそうに口いっぱい頬張っていました。
JAでは8月から9月に、行田・川里・羽生・加須・騎西の5ヶ所で肥料農薬展示相談会を開き、多くのみなさんにご来場いただきました。
会場ではJAとJA全農さいたまの職員、肥料農薬メーカー担当者が来場した方の相談に乗り、対象品目の水稲・麦についてアドバイスしました。
JAでは8年前から、職員が戸別訪問で肥料農薬を推進してきました。今後は北川辺・大利根で開く予定です。
9月12日、JA職員が川里花き出荷協議会会員の「山上げ」の現地視察をおこないました。「山上げ」とは高冷地育苗のことで、男体山の麓標高1500メートルの日光戦場ヶ原に苗を移動することにより平地での高温多湿を避け、順調な育苗・開花を促します。
JA川里中央支店管内では1960年頃から毎年この作業をしています。
「山上げ」によって生育された花は9月から販売され、川里地域を代表する「プリムラ」は10月の出荷に向け準備されます。
9月11日、第26回埼玉県農協年金友の会ゲートボール大会が彩の国くまがやドームで開かれました。参加した皆さんは日頃の練習の成果を発揮し競技していました。
オール手子林チーム(主将・相沢治夫さん)が第10コートで優勝しました。おめでとうございます。
8月20日、加須市の「市民プラザかぞ」で加須市若手農業女性生活研究会(ほほえみ会)が、部員さんが育てたキダチアロエを使った「アロエクリーム」づくり講習会を開きました。
11人の部員さんが参加し、これからの季節に大活躍のしっとりクリームを仕上げました。
榎本春江会長は「このクリームは冬には手放せない逸品。家族で使っています」と笑顔です。
JAと北埼玉うまい米づくり推進委員会は、「ほくさいのブランド米」をめざして「うまい米づくりコンテスト」を開き、20年産米を募集しています。(くわしくは、「ほくさい」9月号をご覧ください)
対象となるのは、種子更新して収穫した「コシヒカリ」と「彩のかがやき」。品種ごとに上位5名を表彰します。応募は11月末まで。JA窓口に専用袋をご用意してありますので、玄米200tを入れて提出してください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
8月24日、行田市持田の篠崎義一さんが、1つの花から4つの実がなったナスを収穫しました。畑には50本の苗を植え、その中からこの4つ子のナスが見つかりました。
「かわいくて食べるのがもったいないですね」と篠崎さんは声を弾ませます。
「米の消費拡大を」。JAとJA女性部(若林美江部長)では、米粉普及に取り組んできました。米粉で「おやき」「ピザ」「餃子」「シフォンケーキ」などをつくり、そのおいしさを広めています。
この活動の中で「もっと手軽に米粉を購入したい」という声をたくさんいただいています。これを受けて、エーコープ「国産米粉ミックス」が発売されました。エーコープマーク品は、JA全農開発の「安全で健康を守る」コンセプトのブランドです。
エーコープの人気定番商品の「むしパンミックス」と同様、みなさんの安心・安全の食卓にご活用ください。
200グラム×3の使いやすい小袋タイプ
税込683円(便利なレシピ集付き!!)
JA窓口・JA農産物直売所で販売しています
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