10月3日から、行田在来エダマメの出荷が始まりました。
このエダマメは、10月上旬から中旬までのわずかな期間しか収穫できない希少品で、香りが高く、甘みが強いのが特徴です。
行田市荒木の小松裕幸さんは、行田豆吉クラブの関和英之会長に「一緒に郷土の味を後世に残そう」と誘われ、今シーズンから栽培を始めました。「この美味しさを多くの皆さんに味わって欲しい」と、小松さんは早朝の暗いうちから収穫に励みます。
同市内の畦道などでいにしえの時代から自家用に栽培されていましたが、倒れやすく収穫しにくいことから、昭和50年代に一度姿を消してしまいます。平成19年に栽培が復活すると、年々栽培面積も増え、現在は市内の若手農業者で組織する同クラブの会員8名が約1.1ヘクタールで栽培しています。
なお、JA行田農産物直売所では同大豆を使った豆腐や納豆、きなこを年間通してお買い求めいただけます。ぜひ一度ご賞味ください。
北埼地区野菜一元共販連絡協議会は、9月25日に栃木県のきぬ川ホテル三日月で令和2年度(元年8月〜2年7月)の取引協議会を開きました。
キュウリとナスを生産する各組合の役員や取引市場、JA全農さいたまの役職員ら約30名が参加しました。
会議に先立ち、坂本富雄会長は「観測史上初が続発し、毎年のように異常気象が発生している。この会議を通して対応策を話し合うとともに、市場や関係機関との連携を密にし、会員の収益の確保に繋げていきたい。」と挨拶しました。
事務局から前年度の販売実績や販売経過、今年度の販売方針や出荷計画が発表されたほか、各市場からは評価や要望、産地情勢が報告されました。
童謡のふる里おおとね主穀作受託協議会は、9月18日に加須市細間のほ場で稲刈り体験を行いました。
招いたのは、浦和ひなどり保育園と与野ひなどり保育園の園児ら52名。参加した子供たちは、会員の手ほどきを受けながら稲刈りを楽しみました。
塚田静男会長は「子供達の楽しそうな声が聞けて何より。『農業は楽しい』ということが思い出に残ってくれれば。」と話していました。
浦和ひなどり保育園の丸山和彦園長は「教室で教えるより、実際に体験させる教育をこれからも続けていきたい。会の皆さんの温かい対応に大変感激しました。」と喜んでいました。
また、10月5日には羽生米クラブ(浜野一郎会長)による稲刈り交流会が行われました。
参加したのは、生活クラブ生協の組合員家族30名。厳しい残暑の中、参加者は同市三田ヶ谷のほ場で汗を流しながら鎌で刈り取り作業を行いました。
参加した女性は「稲刈りの大変さがわかりました。」と、くたくたになりながらも笑顔で話していました。
同クラブは、部員8名で彩のかがやきを栽培しており、JAを通して同生協に無農薬米・減農薬米を販売しています。
10月19日に地方卸売市場 鴻巣フラワーセンターで「埼玉の花植木大商談会」が開かれ、川里花き出荷協議会(小河原一雄会長)からも多くの会員が参加しました。
この商談会は、花き市場や小売店などを招き、県内の花きを広くPRすることで販路の拡大を図るだけでなく、業者と生産者との情報交換を目的に県の主催で開かれています。平成29年からは企画運営の段階から農家も参加し、それぞれの意見をより反映したイベントになりました。
同会から参加したのは17名。10月中旬以降に出荷の始まるプリムラや冬の鉢花として人気のあるシクラメンなどを中心にアピールしました。
参加した会員は「買参人や市場関係者の生の声を聴くことができ、大変有意義なイベントだった。今後の有利販売に繋げていきたい。」と話していました。
JA女性部羽生支部は、9月12日に手子林公民館で米粉料理教室を開きました。
米の消費拡大が目的で、18名の部員が参加しました。使用したのは「彩のかがやき米粉パウダー」です。行田市のB級グルメ「フライ」の調理では、水の分量が難しく少し柔らかめになってしまいましたが、もっちりとした仕上がりに部員は大満足でした。
また、デザートに作ったシフォンケーキは、小麦粉を入れないためダマになりにくく、ふわふわの軽い食感に仕上がりました。長谷川タマ子部長お手製のジャムを添えると、お店にも出せるような出来栄えで、みんな大喜びでした。
参加した会員は「どれもうまくできました。家でもチャレンジしてみたい。」と話していました。
JAは、10月6日にむさしの村でJA南彩・JA埼玉みずほと合同の婚活イベント「恋と栗の収穫祭inむさしの村」を開きました。
参加したのは、出会いを求めて集まった男女41名。プロフィールカードを交換しながら自己紹介をした後、畑で栗を拾いながら親交を深めました。初めは緊張していた参加者ですが、しだいに打ち解け9組のカップルが誕生しました。
主催したJAほくさい営農部営農支援課の山岸雅明課長は「共同での開催は初めてで調整等にも苦労しましたが、このような結果に大変満足しています。皆さまの期待に応えられるよう、今後も継続して行っていきたいです。」と話しています。
JAは、9月21日に行田中央、川里中央、羽生中央支店で年金相談会を開きました。
川里中央支店の会場では、社会保険労務士の武田香代先生が対応しました。受取見込額や定年退職後も引き続き働き続けた場合の年金制度などへの質問が寄せられ、先生が一人ひとりに丁寧に回答しました。
JAでは、社会の変化とともに複雑化していく年金の疑問を解消していただこうと、毎月無料の相談会を開いています。農家組合員でない方や、これまでJAとのお取引がないお客さまからのご相談も大歓迎です。お気軽に支店窓口にお問い合わせください。今後の日程は下記のとおりです。
○11月16日(土) 行田中央・川里中央・羽生中央支店
○12月21日(土) 加須中央・騎西中央・北川辺・大利根中央支店
○1月18日(土) 行田中央・川里中央・羽生中央支店
○2月15日(土) 加須中央・騎西中央・北川辺・大利根中央支店
○3月21日(土) 行田中央・川里中央・羽生中央支店
JAは、8月31日と9月1日、10月13日に行田・羽生・加須・騎西・北川辺農産物直売所で新米収穫祭を開きました。
とれたての新米を特別価格で販売したほか、おにぎりの無料配布なども行いました。
それぞれの生産部会も参加して、さまざまなイベントも企画され、大いに盛り上がりました。
加須市北篠崎で水稲とキュウリを栽培する江森悟さんは、9月27日に加須市立三俣小学校(山口真吾校長)の児童の訪問を受けました。
訪れたのは、3年生児童92人。社会科の授業の一環として「農家の仕事」を学んでもらうことが目的です。
江森さんは子供たちに楽しく知識を深めてもらいたいと、さまざまな知恵を絞り、クイズ形式で説明をすすめました。用意したのは、紙皿に入れたもみともみがら、玄米、ぬか、精米。個々の名札も作り、「どれがどれか当てて」と児童らによびかけました。2人目に回答した女の子は、見事に全問正解。大人たちを驚かせました。
また、キュウリの接ぎ木の説明のため、この日に合わせてポットにキュウリと台木のカボチャの種を蒔きました。8センチほどに育った茎の部分に切り込みを入れ、接合させた苗を披露すると、児童は葉を触ったり顔を近づけたりするなどして観察していました。
最後に子供たちから「美味しい食べ物を作ってくれてありがとう」とお礼の言葉が述べられると、緊張していた江森さんの顔もほころびました。
JAは、9月18日と10月21日に本店で「ロールプレイング大会」を開きました。
この大会は、窓口におけるお客さま満足度の向上にむけ、組合員や地域の皆さまに寄り添う対応とそれぞれのニーズに沿ったご提案を行う目的で、毎年開いています。
参加したのは、各基幹支店から選抜された窓口担当職員計20名。お客さまに扮した職員にJAの商品をお勧めするというテーマをもとに接客技能を披露すると、組合内外の審査員がマナーや身だしなみ、内容のわかりやすさ、コミュニケーション力などを総合的に審査しました。
今後もこのような取り組みを通して窓口サービスの向上に努め、皆さまに愛されるJAを目指してまいります。
ほくさい農協野球部は、9月に行われたJA埼玉県役職員親睦野球大会で3位に入賞しました。
11日に東京健保組合大宮運動場でJA共済連と激突した同部は、投打がかみ合い、加藤貴志外野手(騎西中央支店)のランニングホームランなどもあり見事11−1で勝利。5年ぶりにベスト4に進出しました。
19日に北本総合公園野球場で行われた準決勝では、加藤健司投手(行田中央支店)の好投が光りましたが打線の援護が届かず、JAいるま野に0−6で敗れました。
監督も務める加藤投手は「来年は優勝を目指して練習に励みたい。」と話しています。
同部は、JA職員41名(うち女子マネージャー5名)で構成し、荒井純一主将(行田中部支店)のもと、業務終了後管内のグラウンドなどで練習を重ねています。
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