1月中旬、JA大利根中央支店管内でイチゴの出荷がピークを迎えました。
出荷するのは、大利根中央出荷組合(加藤秀夫組合長)と大利根苺組合(大塚東一組合長)です。
大利根中央出荷組合は、組合員8名。栽培する「紅ほっぺ」は、1粒ずつ丁寧にパック詰めします。
大利根苺組合では、「やよいひめ」と「とちおとめ」を5名が栽培しています。新鮮さを保つため、つるを2センチほど残して収穫し、バラ詰めで出荷します。
秋の高温の影響により、今年は昨年より1週間程度早い11月26日から出荷がスタートしました。
両組合のイチゴは、4月中旬ごろまで県内市場に出荷され、大手スーパーの店頭に並びます。
JAほくさいは、12月10日にJAアグリホールくきで第3回「彩女セミナー」を開きました。このセミナーは、JAの仲間づくりとスローライフの提案を目的に、管内の女性を一般募集して6月から行っています。
3回目のこの日のテーマは、フラワーアレンジメント。25名が参加しました。騎西の生花店の店長を講師に招き、トルコキキョウやアルストメリアなど6種類の花材を使用して、クリスマスアレンジメントにチャレンジしました。
はじめは険しい表情でオアシスに花を挿していた参加者でしたが、講師の丁寧な指導により、しだいに表情も和らぎました。
素敵なアレンジが完成すると「とても楽しかったです。何処に飾ろうか迷います。」と笑顔で持ち帰りました。
北川辺農産物加工研究会(鈴木桂子会長)は、11月下旬から今シーズンの「みつか味噌」の仕込みをはじめました。
「みつか味噌」は、地産地消にこだわり、麹は北川辺産コシヒカリ、大豆も加須産里のほほえみを使用しています。添加物などは一切使用しない、自然な味をそのままに味わえる健康志向の味噌です。
1回の仕込みにかかるのは4日間。会員はJA北川辺加工所で、原料の水洗いから桶への仕込みまですべて手作業で行います。この作業をあと3回繰り返し、1シーズンに約1.4トンの味噌を作ります。
まろやかな風味とコクが特徴の「みつか味噌」は、JA北川辺支店と北川辺農産物直売所で販売しています。
JAは、12月12日に本店で水稲新品種「むさしの26号」の栽培講習会を開きました。
参加したのは、管内で新規需要米の生産に取り組む農家25名。講師を努めた加須農林振興センターの職員は、昨年の栽培実績をもとに今後の栽培管理のポイントを説明しました。
同品種は、従来品種に比べて一割程度多収であるほか、平成28年4月には埼玉県に適する多収品種(知事特認品種)に承認され、助成制度も充実しています。このことから、JAでは29年度より作付けを推進し、30年度は22.4ヘクタールで栽培されました。
今後もこのような取り組みを通して、農家の所得向上を目指してまいります。
加須市北篠崎で水稲とキュウリを営む江森農園の代表江森悟さんは、12月7日に加須市立三俣小学校(山口真吾校長)児童の訪問を受けました。
3年生の児童110名に、社会科の授業の一環で「農家の仕事」を学んでもらうことが目的です。
江森さんは、キュウリ農家の1日の仕事の流れやつる下し栽培について解説しました。
また、今回子供たちにより関心を高めてもらいたいと用意したのは、星形とハート形のキュウリです。一週間前から型どりケースをかぶせて栽培したデコキュウリは、子供達に大好評。輪切りにしたものを披露すると「欲しい!」「持って帰りたい」と歓声があがりました。
見学の最後に、担当教諭から「これからキュウリの漬物をいただけます。」と発表があると、大きな拍手が沸き起こりました。子供たちは「パリパリして超美味しい。」と笑顔で味わいました。
JA女性部では、12月28日にお正月を彩るフラワーアレンジメント教室を開きました。
鴻茎コミュニティセンターで行ったのは、田ヶ谷支部(坂本ヨシ子部長)と鴻茎支部(梓沢幸子部長)。種足コミュニティセンターでは、騎西支部(渡辺千代子部長)と種足支部(藤井正子部長)が行いました。
地元の生花店の店長の指導のもと、葉ぼたんやキク、スイートピーなどを挿していきました。仕上げに鶴の水引を挿したことで、一気にお正月ムードあふれるアレンジに仕上がり、いずれの部員も大満足。笑顔で一年の活動を締めくくることができました。
JAは、12月13日に若手担い手農業者研修会を初めて開催しました。
管内全域から、20代から40代を中心とした農業者30名が参加しました。訪問先である平塚市のJA全農営農・技術センターでは、新しい農薬の開発現場や、残留農薬の検査を行う様子を視察しました。また、雪印メグミルク海老名工場では、牛乳がベルトコンベアーの上を流れてパック詰めされる様子などを見学しました。
移動中のバスの車内では、初対面同士ながらもそれぞれの経営状況や、抱える悩みなどについて情報交換を行い、親睦を深めました。
JAでは、今後もこのような取り組みを通して、次世代の農業を担う若手農業者とJAの接点作りを進め、JAとの事業連携や営農上の支援強化に努めてまいります。
JA女性部では、地産地消を推し進めるとともに、正しい食生活を身に着けるため、定期的に下記のような料理教室を開いています。
○健康で風土にあった食生活研修○
12月5日、鴻茎支部(梓沢幸子部長)は鴻茎コミュニティセンターで行いました。10名が参加して、切干大根と桜エビの炊き込みご飯や小松菜と水菜とえのきの煮びたしなどを調理しました。
12月8日には、行田中部支部(長谷川佳子部長)とフレッシュミズ部会(小暮恵子部長)が合同で行いました。参加したのは15名。桜ヶ丘公民館を会場に、豆腐入りハンバーグや家の光のレシピを参考にしたいちごクリームビスケットなどを協力して仕上げました。
○米粉料理教室○
西・志多見支部(儘田光子部長)は、11月30日に不動岡コミュニティセンターで行いました。「彩のかがやき米粉パウダー」を使用して、芋煮汁やぜんざいを19名で料理しました。
また、田ヶ谷支部(坂本ヨシ子部長)は12月17日に田ヶ谷総合センターで行いました。参加した19名は、カリフラワーとサツマイモの米粉ミルクスープ、ロールケーキ抹茶風味などを作りました。
12月8日に鴻巣市広田の花農家・新井正芳さんのハウスで、さいたま農産物キャンペーン推進協議会による「花の寄せ植え体験」が行われました。
これは、地元で生産された花きを県内の家族に楽しんでもらおうと企画されたもので、当日はFMラジオ・NACK5の聴取者から9家族24名が集まりました。参加した親子は、同局のナレーター池田香織さんとともに、新井さんが栽培したミニシクラメンやプリムラ類などから思い思いの花を選んで、仲良く相談しながら鉢に植えていきました。
そしてこの様子は、12月22日の同局「彩の国とれたてモーニング」の番組の中で紹介されました。
12月18日に、「行田地区ふれあい旅行」が行われ、行田基幹支店管内から約70名が参加しました。
今回の旅行は、昨年も好評だったウィンターイルミネーションを楽しむため、静岡県の御殿場高原へ向かいました。
リゾート施設「時之栖(ときのすみか)」で、「ひかりのすみか」と題されたイルミネーションを見学。プリンセス気分が味わえる光のトンネルや、日本一の高さ150メートルの噴水レーザーショーで、幻想的な世界を体感しました。
参加者は「とてもきれいでした。このような企画があれば、またぜひ参加したい。」と話していました。
JA北川辺農産物直売所は、12月8日に「北川辺直売所祭り」を行いました。
このイベントは、いつも直売所をご利用いただくお客様に日頃の感謝の気持ちを伝えたいと、JAほくさい北川辺直売部会(松橋正会長)の協力のもと昨年から行っています。
当日は、「けんちん汁」の無料配布を行ったほか、焼きそばや焼いも、北川辺農産物加工研究会(鈴木桂子会長)の手作り赤飯などを販売しました。
また、空くじなしの福引を実施し、同会会員が生産した新鮮野菜がプレゼントされました。1等賞品には北川辺産コシヒカリ5キロが用意され、当選したお客さまは大喜びで持ち帰りました。
JAでは、認知症について正しい知識をもち、来店される方はもちろん、配送や訪問先でも適切な対応ができるよう「認知症サポーター」を養成しています。
今年度は12月19日に本店で養成講習会を開き、31名の職員が受講しました。講義では、認知症の種類や症状が解説されたほか、職員として適切な対応ができるようそれぞれグループで話し合いを行いました。
これまでに受講した職員は81名。今後もこのような取り組みを通して、組合員と地域の皆さまが安心して暮らせる社会づくりに貢献してまいります。
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