川里地区の花卉農家は、毎年夏に栽培する花苗を高冷地に移して育苗を行っています。これは、夏季の高温を避けて「山上げ」することで、花芽の分化を早め、他の産地より早期に出荷することのできる栽培方法です。
栃木県日光市の戦場ヶ原には、今年21軒の農家が花苗を移しました。生産者の1人は「特に気温の高い今シーズンは、できるだけ長く苗を置いておきたいが、諸々の事情によりなかなかそうもいかない。」と話していました。
8月21日には、JA吉田岳雄常務らが現地を訪れ、生産者を激励しました。
JAでは、地域の農業を支える担い手の皆さまの農業経営を支援するため、日本政策金融公庫やJA埼玉県信連と協力し、定期的に農業資金相談会を開いています。
8月17日にJA本店で行った相談会では、それぞれ個別に農機具の購入費用やハウスの建設費用などの資金相談を承りました。TAC(営農経済渉外)と訪れた相談者もおり、JAでは今後も総合事業の強みを活かして、各部署との事業間連携を図り、包括的な担い手支援を行ってまいります。
なお、次回は12月18日にJA本店で行う予定です。ご希望の方は各支店窓口やJA本店ローンセンター(土曜日も営業しています。tel.048-560-5200)にお問い合わせください。
JA女性部では、地域の高齢者を招待して各支部でふれあいデイサービスを行っています。
8月2日は、水深・大桑支部(相島和江部長)が加須市の水深公民館で行いました。また、同20日には西・志多見支部(儘田光子部長)が同市の不動岡コミュニティセンターで開きました。
参加者は、看護師から健康体操を学んだほか、宇宙劇団による安来節、南京玉簾などを鑑賞しました。昼食には、多彩なおかずが並んだ部員手作りの弁当がふるまわれました。
初めて参加したという男性は、「楽しく過ごせました。デザートまでついた手の込んだお昼ご飯はとても美味しかったです。」と話していました。
8月23日から、JA北川辺支店でコシヒカリの検査がスタートしました。この日検査したのは、紙袋3,978袋とフレコン35本の約155トン。好天が続いたこともあり、初日の出荷量は昨年の約1.7倍でした。
初検査には、出荷者約30名のほか、柿沼トミ子県議や篠崎豊県農林部長、角田守良加須副市長、JA役員らが立ち会いしました。検査に先立ち、JA丸木仁副組合長が「概算金は1円でも多くお支払したいと考えています。農作業事故に気を付けて、今後の作業をおこなってください。」と挨拶しました。
検査では、農産物検査員の資格を持つJA職員が、米袋やフレコンからサンプルを抜き取り、形質や色、虫の被害などを確認し、格付けを行います。
検査は今後管内の各地でスタートし、11月下旬まで続く予定です。
JAほくさいの新米は、行田・羽生・加須・騎西・北川辺の各農産物直売所と各支店で販売しています。
JAは、昨年から「北埼玉地区少年野球大会」に協賛しています。この大会は、少年野球の振興や子供達の心身健丈・野球技術の向上を目的に毎年行われており、今年は地区予選を勝ち抜いた12チームが参加しました。
8月5日に加須市の田ヶ谷サン・スポーツランドで行われた開会式には、JA坂本富雄組合長が出席し、「外で遊ぶ子供が少なくなる中、皆さんのプレーを見ていると元気がでます。」と挨拶しました。JAからは、ごはん食に親しんでもらえるよう参加賞として「パックごはん」を贈呈したほか、優勝選手賞などに楯5枚、優勝・準優勝チームのメンバーにメダルなどを贈りました。
優勝は、泉小少年野球(行田市)チームでした。おめでとうございます。
加須市では、知名度向上と交流人口の拡大を目的に、東京都の日本橋イベントスペースで毎年物産展「どんとこい! かぞフェア」を行っています。
今年は9月6日と7日の2日間出展。うどんやいがまんじゅうなどとともに、新米コシヒカリやいちじくなどの農産物をPR販売しました。また、同市のゆるキャラ「こいのぼりん1世」や「ミス藤むすめ」も参加し、花を添えました。
JAからは農産物販売促進員2名が参加し、梨「彩玉」の試食を手に宣伝販売しました。彩玉を口にした人は、「甘い!今年はじめて、美味しい梨を食べた。」と驚いていました。また、「ぜひ箱ごと購入したい」と、連絡先を問い合わせる人もおり、とても好評でした。
ほくさい農協羽生農産物直売所利用組合(増田博俊組合長)は、8月2日にJA本店で秋蒔き野菜栽培講習会を開きました。同組合では、品ぞろえが豊富な売り場、来店客に喜ばれる売り場づくりを目標に、このような講習会を年に2回開いています。
この日参加したのは、組合員43名。種苗会社や肥料メーカーの社員から、秋蒔きの奨励品種や栽培のコツ、施肥例などが解説されました。また、加須農林振興センターの職員からは農薬の適正使用や、野菜の衛生管理についての説明を受けました。
8月17日、彩の国くまがやドームで「第2回 JA共済カップ SAITAMA U−9 サッカー交流大会」が開かれました。
参加したのは、県内で活動する小学校3年生以下の選手で構成された24チームです。当JA管内からは、「加須ユナイテッドFC」と「騎西サッカースポーツ少年団」の2チームが参加し、元気いっぱいにプレーしました。
お昼の休憩時間には、県内16JAから提供された農産物などが当たるじゃんけん大会が行われました。“JAほくさいカレールウ”が当選した子供たちは、歓声をあげながら喜んでいました。
JA女性部は、8月3日に加須市のむさしの村で第23回グラウンド・ゴルフ大会を開き、羽生・加須中央・騎西中央・北川辺の各支部から、59名の部員が参加しました。
この大会は、同部の毎年の恒例行事のひとつ。普段関わることの少ない他支部の部員とチームを組んでプレーします。伊藤喜代美部長は開会式で、「健康増進に努めながら、他支部との交流を深めましょう。」と挨拶しました。
部員らは、「惜しい!」や「ナイスショット」などと声を掛け合いながら、個人対抗戦2ラウンド・16ホールを競いあいました。上位入賞者は、以下の6名です。
○優勝(女性部長賞)印出聰子さん(北川辺支部)
○準優勝(JA組合長賞)橋本悦子さん(北川辺支部)
○第3位(JA各連合会長賞)小森谷ヒデさん(騎西中央支部)
○第4位(同)金子房子さん(騎西中央支部)
○第5位(同)榎本悦子さん(加須中央支部)
○第6位(同)小森谷静江さん(騎西中央支部)
JA女性部行田中部支部(長谷川佳子部長)とフレッシュミズ部会(小暮恵子部長)は、8月4日に行田市の地域交流センターで焼肉のたれ作りを行いました。
20名が参加して、JAほくさい女性部に伝わる伝統のレシピを調理しました。材料には、国産にんにくと手作り味噌を使用しました。この味噌は、JAさいたまのフレッシュミズ部員が、材料の米や大豆も自ら栽培し、作ったものです。
長谷川部長は、「安心安全なこのレシピを、これからもいろいろな人に広めていきたい。」と話していました。
8月3日、ほくさい地区農業機械化経営者協議会(松村貴代一会長)は、JA本店で通常総会を開きました。
来賓に、加須農林振興センターの田邉虎男副所長や、JA丸木仁副組合長を招き、会員18名は提出された議案を慎重に審議しました。
総会終了後には、「これからの水稲管理・高温対策について」と題した講演会が開かれました。講師は、県農業技術研究センターの研究員です。会員は、猛暑の中でも高品質な米を作りたいと、質問をしたりメモをとったりし、熱心に耳を傾けていました。
近年、野生鳥獣による農作物被害が相次いでいることから、北埼玉農業振興連絡協議会(坂本富雄会長)では、小動物キャッチャー(捕獲器)20台を購入いたしました。この捕獲器は、管内の市に貸し出しを行い、被害軽減のために活用されています。(※捕獲対象の獣の種類については、各市によって異なります。お住まいの市役所にご確認ください。)
同会は、JAほくさいと管内の市、加須農林振興センター、埼玉県農業共済組合、JA埼玉県中央会、JA全農さいたまの役職員で組織し、農業行政の積極的展開及び円滑化を図り、地域農業の発展と安定に寄与することを目的に活動しています。
JAでは、窓口担当職員の接客技能向上を目的に、ロールプレイング大会を毎年行っています。
9月6日には、共済窓口担当者を対象にJA本店で開きました。各基幹支店から選抜された10名の職員が、来店されたお客様にこども共済をご提案するという設定で競い合いました。いずれの職員も、日頃の知識や練習の成果を発揮し、ハイレベルな接客ロールプレイングを披露しました。
参加した職員は「日頃の接客で留意すべき点を洗い出すことができました。今後の業務に活かしていきたいです。」と話していました。
JAでは、今後もこのような取り組みを通して、組合員と利用者の皆さまの満足と期待にお応えできるよう、一層努力してまいります。
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