JAは6月4日、羽生市にて親子稲作体験教室を開きました。食育、食農教育の一環として管内の園児・小中学生親子を一般に募集し、16家族61名が参加して田植えに挑戦しました。
ほ場を提供した地元農家の諸井道雄さんやJA職員らが指導にあたり、約11アールのほ場に彩のかがやきの苗を1時間半ほどで植え終えました。始めは戸惑っていた子供達も、作業の進んだ後半は手際よく田植えしていきました。
昼食には、管内産の彩のかがやきと同じく管内産小麦を使用した「ほくさいカレー」がふるまわれました。「カレーもお米も美味しい」とおかわりをする参加者も多く、大好評でした。この日植えた彩のかがやきは、10月15日に刈取りを行う予定です。
JAは6月15日、JA本店で彩女セミナーを開講しました。このセミナーはJAの仲間づくりとスローライフの提案を目的とする女性セミナーで、今年で7年目を迎えます。
第1回目のこの日は28名が参加して開講式が行われ、JA基礎講座でJAの事業内容やくらしの活動について学びました。第2部では、川里花き出荷協議会会員Blue Rose主宰でフラワーデザイナーの萩原加寿代先生を講師に迎え、花の寄せ植えを学びました。アゲラタムやミニバラなど初夏の草花6種を使用し、華やかに仕上りました。参加者は「四季ごとの寄せ植えを教えてもらいたい」と話しました。
JAでは、JA改革の一環としてJA全農さいたまと合同で「農家手取り最大化」取り組みプロジェクトを行っています。
4月下旬より、水稲省力資材の提案として管内全地区において展示ほ場を設置し「顆粒水口処理除草剤」の処理作業の実演を行いました。水口にセットするだけで簡単に除草処理ができるため、参加した農家からは「田んぼを歩く必要がなく、作業が楽になる」と好評でした。
6月10日には、多角農業経営への提案として騎西地区で加工用たまねぎのモデル栽培を行っているほ場で、収穫が行われました。収穫前は少雨の影響が懸念されていましたが、生育もよく、予想以上の収穫量を確保することができました。「加工用たまねぎの需要は年々高まっており、生産者・栽培面積ともにもっと拡大して欲しい」と加工業者は話しています。
JAほくさい女性部(伊藤喜代美部長)は6月17日にJA本店にて役員会を開きました。役員会では8月のグラウンドゴルフ大会や11月の県外研修旅行などについて協議し、詳細を決定しました。
また同時に災害食研修を実施。自分たちで備える災害時の食事として、ちくわの塩昆布詰めやアルファ化米など5品を調理・試食しました。調理・配膳にはラップやポリ袋を使用するなど、洗い物を出さないよう工夫したり、水は繰り返し使い汚れたらトイレの水として使用することなどを学びました。
6月4日、北川辺農産物直売所で「じゃがいもまつり」が行われました。
店頭では、生産者が収穫した新じゃがいもがワゴンいっぱいに広げられ、ビニール袋に詰め放題で販売されました。お客様は、一つでも多くのじゃがいもを詰めようと工夫しながら、楽しんで購入されていました。
5月31日に羽生市立川俣小学校(松田貞雄校長)の3年生27名が、総合的な学習の時間にバケツ稲作りの田植えを行いました。講師に地元農家の大谷靖さん・加藤武男さん・箱島登さんが招かれ、指導にあたりました。バケツに土と水を入れて代掻きを行い、大谷さんの育てた「彩のかがやき」の苗を植え付けました。稲苗に触れるのは初めてという児童がほとんどで、なかなか真直ぐに植えることができずに苦労していた様子でしたが、「楽しかった。お米ができるのが楽しみ」話していました。
大谷さんは、「稲作りを通して、一粒の米にも沢山の手間がかかっていることを知り、食べ物の大切さを学んで欲しい」と話していました。
加須北支店管内の水稲種子の直播栽培に取り組む、株式会社とりうみファームの作業場・ほ場において、6月上旬に種子の鉄コーティング作業と直播作業が行われました。これは、鉄粉をコーティングした種籾を代かきした水田の表面に直播する栽培方法で、育苗の手間が要らず、時間の短縮・作業の省力化が図れるなど最近注目されている技術です。
コーティング作業を体験した職員は「春作業が簡略化・軽労働化できれば、生産者の負担軽減になる。大変勉強になった。」と話し、技術の普及拡大に意欲的でした。
5月26日、彩の国くまがやドームにて「第20回埼玉県農協年金友の会グラウンド・ゴルフ大会」が開催され、埼玉県農協年金友の会箱島登副会長の開会宣言のもと、県内16JAから集まった63チームが熱戦を繰り広げました。
ほくさい管内からは、「古代蓮の里・行田」「かわさとフラワーズ」「藤の里騎西」「北川辺」「大利根」の5チームが参加し、その中から団体戦においてみごと「北川辺」チームが第4位に入賞しました。おめでとうございます。
JA女性部鴻茎支部(梓沢幸子部長)では6月8日、鴻茎コミュニティセンターにて16名が参加し、健康で風土にあった食生活研修と焼肉のたれ作りを行いました。
食生活研修では、Aコープ商品を使って5品を仕上げました。彩のかがやき米粉パウダーでは、部員が持ち寄った季節の野菜を使った天ぷらや、ポンデリング風ドーナツを作りました。また、Aコープ5倍酢で、きゅうりの佃煮を作りました。参加した部員は「保存も利くし、家の畑できゅうりが沢山採れるので、家庭でも試したい」と話しました。
焼肉のたれは、地元産にんにくをふんだんに使用して24リットル作ることができました。このたれはそれぞれの家庭に持ち帰り、夏に向けてスタミナをつけるための料理に使用したいとのことです。
加須市立大越小学校(江原光一校長)で、6月14日に3・4年生児童による小麦の刈取り作業を行いました。この小麦は11月に児童が種まきしたもので、順調に生育し刈取りの時期を迎えました。
児童たちは慣れない手つきながらも、地元の方々の指導を受けて細鎌を持ち一生懸命刈取りを行っていました。その後は、コンバインによる刈取りの見学をしました。
6月11日・12日に、行田市小針の古代蓮の里の東側のほ場で、水田をキャンバスとして行われる田んぼアートの田植えが行われました。
行田市の田んぼアートは昨年9月に「最大の田んぼアート」としてギネス世界記録©に認定されました。今年は「最も長く続いている日本のロールプレイングゲーム」として同じく認定された「ドラゴンクエスト」をテーマに描かれました。このために用意された稲は彩のかがやきの他9品種。2.8ヘクタールを関係団体や一般公募で集まったボランティア延べ1500名余りで田植えを行いました。
この田んぼアートは、7月から10中旬ごろまでが見ごろです。
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