JAは7月3日、加須市のむさしの村で平成22年度農家組合長研修会を開き、昼・夜の2部構成で511名が参加しました。
開会で坂本健次組合長は「今後とも地域の取りまとめ役として協力をお願いしたい」と挨拶。研修では、信用、共済、購買、販売の事業実績・計画などを営農部の森田一男部長が説明しました。
研修後には、日頃のお礼として松居直美さんの歌謡ショーを開演させていただきました。松居さんは、都はるみさんのものまねメドレーや津軽海峡冬景色、赤いスイトピーなどを熱唱。トークも楽しく、客席での参加者との掛け合いは絶妙でした。
6月25日、JAほくさい管内の農業者からなる「ほくさい農産株式会社」はJA本店にて「第4期定時株主総会」を開きました。株主、関係機関職員ら約50名が参加しました。
2006年9月に設立したほくさい農産株式会社は、麦作面積を確保し、管内農業者の維持発展のため認定農業者・集落営農組織に属さない118名の生産者が加入しました。作業委託面積は78ヘクタールになります。
加須市礼羽の榎本彰さんは、春蚕期・初秋蚕期・晩秋蚕期の年3回、繭を出荷しています。
榎本さんは、父の高次さんと共同で養蚕業に携わり、近年では年間約100キロの繭を出荷しています。「養蚕農家も生産量も激減し悲しいが、我が子のように育てた蚕が真っ白い繭を生み出す時の喜びは忘れられない」といいます。
榎本さんは、養蚕業の他に水稲80アールを作付けしています。また、4代目花火師としてイベントの時に信号雷を打ち上げるなど、地域にも貢献しています。
6月12日から20日、加須市北篠崎で地元の「浮野の里・葦の会」主催による「浮野の里・あやめ祭り」が開かれました。
浮野の里は、屋敷林や田沼、クヌギ並木などの田園景観が保全され、さいたま緑のトラスト保全10号地、全国の「水の郷」100選に認定されています。
会場では、埼玉県の天然記念物である浮野やその植物を女船頭さんの漕ぐ田船に乗って観覧します。
乗船は順番待ちで列ができるほど人気で、地元農産物や手作りのいがまんじゅうなどの販売もあり、大勢の人で賑わいました。
JA行田農産物直売所では、豆腐やがんもどきなど「行田在来」を加工した商品が人気を集めています。
「行田在来」は行田市を中心に自家栽培されていた青大豆で、栽培が復活して4年になります。豆の表面にはうっすらと青みがあり、中は通常の豆の色。香りが高くエダマメとして食べてもおいしいのが特長です。
数量限定で販売がスタートした平成20年には、なかなか手に入らない「幻の豆腐」と言われたほどでしたが、今は生産者も増え毎朝店頭に並んでいます。
バリエーションも、寄せ豆腐(220円)、木綿豆腐(180円)、がんもどき(200円)、厚揚げ(200円)、卯の花(160円)、おから(60円)と豊富。今年は新たに、ビールのつまみにもぴったりの発芽大豆(98円)と、豆の風味とさっぱりしたミルク味が絶妙のえだまめアイス(300円)が仲間入りしました。
商品を気に入りよく購入するという、行田市前谷の島田洋子さんは「地産地消にもなるし、なによりおいしい。学校給食などで、子どもたちにも食べてほしい味」と話しています。また、会長を務める行田市食生活改善推進員協議会でも、行田在来を使ったレシピを研究し、広めたいといいます。
一番人気は豆腐。「甘みとコクがやみつきになる」とリピーターも多数です。「濃厚な味を堪能するため、醤油をかけずにそのまま食べるのがおすすめ」と、行田農産物直売所の今井健司店長。寄せ豆腐と木綿豆腐は、JA騎西農産物直売所でも販売しています。
JA女性部加須支部では6月23日、加須市のグリーンファームで「ゴキブリ駆除団子づくり講習会」を開きました。今回が5回目で、25名の部員さんが参加しました。
ゴキブリ駆除団子は、ホウ酸とタマネギ、小麦粉、牛乳、砂糖で作ります。身近な材料で出来、効果も長続きするので、経済的で人気が高く、参加者も毎年増えています。
橋本英子支部長は、「支部の恒例のイベントになった。口コミで効果も広がり、新しい人も参加してくれる。今後も仲良く続けていきたい」と話しています。
※なるべく乾燥できる日に作りましょう。
※効果は約1年間です。
JAでは、将来の「農」を担う子どもたちに農業のすばらしさやJA活動を学んでもらいたいと考えています。
毎年、JAグループ家の光協会発行の子ども雑誌「ちゃぐりん」1000部を管内小学校に寄贈しています。
7月中に管内で贈呈し、子どもたちの夏休みの勉強に一役買っています。
JAでは7月24日、25日に管内5ヶ所の農産物直売所で「とうもろこし・えだまめ祭り」を開きました。両日、採れたてが店頭に並び、多くの買い物客で賑わいました。
とうもろこしはスイートコーンの「ゴールドラッシュ86」、えだまめは黒枝豆の「快豆黒頭巾」。どちらも甘みが強く食味が優れていますが、収穫後すぐに糖度の低下が始まるため、直売所向けの品種といえます。
また、騎西農産物直売所では、「ゴールドラッシュ86」の焼きとうもろこしを店頭販売し、こちらも大人気。用意した約100本は、完売となりました。
JA川里中央支店管内、川里花き出荷協議会会員の小河原芳章さん宅では、恒例の高冷地栽培「山上げ」が始まりました。
カランコエ、ジュリアン、ポリアンサ、メラコイデス、オダマキなど総数約1万ケース、鉢数にして30万鉢が日光戦場ヶ原の1500坪の圃場で生産されています。
4トントラックを使い、家族4人、パート13人で積み込み、家族3人で川里〜日光間(片道125キロ)を25往復します。その後花の管理で山下げが終わる10月20日頃まで、川里〜日光間の往復が続きます。
山上げによって生産された花は、いち早く9月〜来年3月まで販売されます。
加須農林振興センターは7月9日、JA本店にて「農作物鳥獣害(ハクビシン、アライグマ)対策研修会」を開きました。近年、ハクビシンやアライグマの増加に伴い、ほくさい管内でもスイートコーンやナシ等の被害が見られております。研修会では、管内での出没情報や被害状況の報告と、埼玉県農林総合研究センターの古谷益朗鳥獣害防除担当部長による講演が行われました。講演では、ハクビシンとアライグマの習性や運動能力、また、それを踏まえた上での被害対策の考え方の説明がされ、参加した生産者のみなさんは熱心に聞いていました。
JA女性部フレッシュミズ部会は7月14日、JA本店で全体会議とバスボムづくりの研修を開き、7名が参加しました。
全体会議では22年度の活動として、秋のイベントへの参加やトマトケチャップ、米粉カステラづくりなどを計画。実用的で楽しい研修会で、部員を増やす活動をしていきます。
会議後には、家の光を教科書にアロマオイルを使った「バスボム」づくりを研修。バスボムは重曹やクエン酸、ハチミツ、アロマオイル、色づけ用のパプリカや抹茶などを混ぜ、固めたもの。風呂に入れると発泡しながら溶け、香りを楽しめます。型は花やハート、星形などの製氷器を使いました。
30分ほどで、オレンジやラベンダーの香りのバスボムが出来上がり、「早速、風呂に入れてみる」と好評でした。
6月30日、年金友の会大利根支部でグラウンドゴルフ大会が開かれました。小雨が降る中、カッパや長靴姿での試合となりましたが、約190名の方に参加していただきました。
優勝は林茂雄さん、2位は小林住吉さん、3位は久保井丈夫さん、4位は石井庄一郎さん、5位は久徳清子さんでした。
7月16日、栃木県栃木市プレステージカントリークラブで第1回ほくさい農協年金友の会ゴルフ大会を開きました。ほくさい管内の年金友の会会員さん、今後JAで年金をお受取いただく方の中から15組58名が参加し、白熱したプレーが繰り広げられました。
優勝は石川尚史さん(写真中央・加須地区)、準優勝は町田由男さん(写真右・加須地区)、第3位は橋実さん(写真左・北川辺地区)でした。
なお、上位20名のみなさんは、10月26日の第2回埼玉県農協年金友の会ゴルフ大会(おおむらさきゴルフ倶楽部)に出場できます。
行田市下忍の荒井岩一さんが、珍しいキュウリを収穫しました。
5月上旬に植えたキュウリの収穫をしていたところ、3本がくっついている姿を発見しました。「2本が一緒になっているキュウリは見たことがあるが、3本は初めて」と、荒井さん。「めずらしいものができた」と笑顔で話してくれました。
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