加須地区女性農業者連絡協議会は10月7日、加須市の市民プラザかぞで米粉消費拡大講習会を開きました。30人の会員が参加し、加須農林振興センター、JAの職員らを講師に米粉のお菓子や変わりおにぎりなどをつくり、試食しました。
メニューは、管内産「彩のかがやき」米粉を使った「シフォンケーキ」「焼きリンゴケーキ」「アメリカンワッフル」と羽生市産新米の「変わりおにぎり」、「しめじのすまし汁」「ハクサイの浅漬け」「生キャラメル」の7種類。それぞれの特長が出た仕上がりになり、「想像以上の出来」と会員も大喜びでした。また、ワッフルを焼く「ワッフルメーカー」はどこで購入できるのかなど、質問もありました。
協議会の諸井恵古会長は「米粉は扱いやすく、料理に取り入れやすい。家族にも作って食べさせたい」と話し、加須農林振興センター農業支援部の斉藤ともえ部長は、「人気の高まっている米粉だが、女性農業者が中心となりレシピを発信することで、更に用途を広げていけたらいい」と話しています。
9月18日、羽生市野菜組合の「第35回通常総会」がJA本店で開かれました。
21年度の販売実績は、キュウリが1616トン(前年比89パーセント)で4億5千万円(同99パーセント)、ナスが48トン(前年比92パーセント)で1400万円(同79パーセント)でした。
野菜組合の福地真一郎組合長は、「産地を取り巻く情勢は毎年厳しくなっているが、産地としての優位性を生かして消費者に安全・安心な農産物を提供していきたい」と話しています。
JAと三田ヶ谷米クラブ、生活クラブ生協埼玉は10月3日、羽生市三田ヶ谷で合同の稲刈り交流会を開きました。
生活クラブ生協埼玉の会員、関係者ら約130人が参加し、三田ヶ谷米クラブ会員が所有する田んぼで「彩のかがやき」を刈り取りました。
参加者は、JA職員から指導を受けた後、慣れない手つきながら懸命に稲刈りをしました。子どもたちは「小さな苗がこんなに大きくなるなんてびっくりした」「面白いのでまた参加したい」と話していました。また、餅つきやわら細工教室もあり参加者は大喜びでした。
9月7日、さいたま市食肉卸売市場にて「第39回埼玉県肉牛枝肉共進会」が開かれ、羽生市名の斉藤正さんが最優秀の名誉賞を受賞。農林水産大臣賞、埼玉県知事賞等の表彰状が授与されました。
共進会は全農埼玉県本部が主催し、黒毛和種36頭、交雑種19頭の計55頭の枝肉が出品されました。
斉藤さんは今年春の「埼玉県たい肥共進会」でも埼玉県知事賞を受賞しており、これで2つ目の栄誉となります。「今まで地道にやってきた成果が認められ、非常に嬉しいです」と話しています。
10月7日、羽生市立南小学校の2年生13人が、JA羽生中央支店を見学に訪れました。
児童達はJA事業や管内農業などについて質問をし、JAの丸木武士支店長と職員が説明にあたりました。
みんな元気いっぱいに挨拶をしてくれて、話も熱心に聞いてくれました。また来てくれるのを楽しみにしています。
9月17日、第27回埼玉県農協年金友の会ゲートボール大会が彩の国くまがやドームで開かれました。
参加した会員のみなさんは、日頃の練習の成果を発揮し、楽しく競技していました。
最高年齢賞の方に贈られる、「かくしゃく賞」にJA新郷支店管内の関口竹枝さん(93歳)が選ばれました。おめでとうございます。
JAでは5年未満の営農経済職員担当職員を対象に「営農経済職員研修初任者コース」を開講しています。5月にスタートした研修も実際に田んぼに入る作業を続け、10月6日に「乾燥調整」を行いました。
JA営農部職員、会場を提供してくださった加須市大越の武正利次さんが指導にあたり、参加した職員も真剣な面もちで作業をすすめました。
JAと大手スーパーベルクは10月10日、騎西町で「親子稲作農業体験交流会」を開きました。5月30日に田植えした「彩のかがやき」の収穫で、19家族・70人が参加。鎌での稲刈りを体験しました。
田んぼを提供し、指導にあたったのは地元農家の関口富男さんで、慣れない手つきの参加者に刈り取りのコツを伝授しました。また、わら細工教室ではお正月用のしめ飾りをつくり、収穫の秋を満喫する1日となりました。
9月30日、JAほくさい川里中央支店で川里花き出荷協議会秋の展示商談会が開かれました。協議会会員31名が、これから出荷最盛期を迎える商品や、来年に向けての参考展示など約60点の商品を展示。来場した24社の市場と秋冬期にむけての商談や意見交換が行われました。
また、管内の花を持ち寄って作られた寄せ植えで会場は華やかに彩られました。この展示会は春と秋、半年に一度開かれ、次回は来年3月の予定です。
JA女性部フレッシュミズ部会では9月26日、行田市の須加公民館で「米粉を使った郷土料理研修」を開き、11人が参加しました。「彩のかがやき」の米粉と地元野菜を中心に、「団子汁」「米粉とジャガイモのニョッキ」「アボガドサラダ」「焼きリンゴケーキ」「アメリカンワッフル」の5品をつくり試食しました。
米粉の分量を間違える、団子汁が煮詰まり水分がなくなるなど、ハプニングもありましたが、どの料理もおいしい「郷土の味」に仕上がりました。部会では8月にパソコン教室を開き、ワードの使い方を学んだばかり。今村華江部会長は「今日の感想をパソコンでレポートにして提出するように」と、笑顔で部員に呼び掛けました。
JA北川辺農産物直売所「コメットハウス」は9月26日、新米まつりを開き、多くの買い物客で賑わいました。
北川辺町は県内有数のコシヒカリ産地。新米の試食をした消費者は、「いつも買っているが新米は格別。地元でおいしい米が食べられるのは幸せなこと」と話し、コシヒカリの米粉で作ったマドレーヌや、ほくさい管内の農産物を使ったとん汁の配布も好評でした。
また、JA女性部北川辺支部も参加し、手作りのいがまんじゅうや赤飯を販売。店頭に並ぶとたちまち売り切れるほどの人気で、中野日出子支部長も「おふくろの味を喜んでもらえてうれしい」と話していました。
他にも、地元ヒーロー「稲穂戦隊スイハンジャー」のショーや、5キロの新米がプレゼントされるお米の重量当てクイズなどもあり、収穫の秋を満喫する1日となりました。
10月9日、平成21年度埼玉県麦作共励会の表彰式が埼玉県種苗センターで開かれ、行田市小敷田の河野恵一さんが奨励賞(米麦改良協会会長賞)を受賞しました。
埼玉県の麦は全国7位の生産量で、品質は実需者からも評価を得ています。
受賞に河野さんは「今後もさらに品質向上に努力していきたい」と話しています。
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