今月のTOPICS

2009.3月号

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今月のTOPICS

北川辺トマト出荷スタート
糖度の高い大玉に育っています

食生活研修会

 北川辺町特産のトマト「桃太郎はるか」がたわわに実り、出荷シーズンを迎えました。JA北川辺支店の選果場は2月2日から本格的に稼働。生産者・JA職員の指導で、パートタイマー63人が手際よく作業しています。
  選果場を利用する北川辺町とまと研究会は27戸で組織。10.4ヘクタールで「桃太郎はるか」を栽培しています。植栽本数を変えずに栽培面積を広げ、株間にゆとりをもたせるなど技術の向上に努めることで、太陽光をふんだんに受けた糖度の高い大玉に育っています。
  「桃太郎はるか」は、「甘みと酸味のバランスがいい。そのままかじるのがいちばんうまいが、加熱調理にも適している」と、とまと研究会の松橋正会長。「収穫初期から味がのっていて、今年の出来は近年でいちばんいい」。JA北川辺支店の多田富雄次長も太鼓判を押します。
  「木甘坊(きかんぼう)」の愛称で出荷されるトマト。4月から5月上旬が最盛期で、1日に4キロ入りトマトを8000ケース選果することもあります。今年は2000トン出荷を目標にしています。
食生活研修会  減農薬・減化学肥料栽培や収穫用はさみの消毒、灌水用の水の水質管理、土壌診断、堆肥の安全性の確認、トマトに土がつくのを防ぐハウス内通路のマルチ、ほ場や選果場で働く作業者の体調管理やアルコール液での手洗い消毒など、自主管理マニュアルをいち早く取り入れ、衛生管理に力を注いできたとまと研究会。生産履歴を公表するホームページも好評で、GAPの実践事例として産地の評価も上がり、視察も多く受け入れています。「木甘坊」の出荷は7月上旬まで。新鮮なトマトは、JA北川辺農産物直売所(0280−62−3636)でも販売しています。

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米粉で食生活見直し研修会

直売所まつり

JA女性部羽生支部は1月28日、羽生市の手子林公民館で、「食生活見直し研修会」を開き、「彩のかがやき」の米粉を使った調理・試食をしました。部員さんがアイディアを出しあってつくったメニューは、「米粉かき揚げと天ぷら」「米粉だんご汁」。また、今回は「家の光」を活用し2月号に紹介されている「米粉入りおろし蓮根の福袋」も献立に入れました。
  とくに好評だったのは「米粉だんご汁」で、みなさんが「懐かしい味」と大喜びでした。この日の研修メニューは、「ふれあいデイサービス」に取り入れ、地域のお年寄りにも食べてもらう予定です。

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消費者40名川里の花を探訪

米粉マドレーヌ

 「日本一の花産地を巡る」。1月20日、埼玉県主催の「協同農業普及事業60周年記念埼玉農業探訪ツアー」の一環で、県内消費者約40名がJA川里中央支店管内の花き生産者・萩原敏夫さんのハウスを見学に訪れました。
  鴻巣市花組合の組合長である萩原さんは、カーネーション・カンパニュラなどを栽培。ツアーでは消費者が実際にハウスに入り見学。その栽培方法や注意点について萩原さんが説明をしました。
  その後、鴻巣市花き市場、パンジーハウスを巡り、ツアーを通して花きの生産現場から流通までのサイクルを探訪していただきました。

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「女峰」が最盛期 三田ヶ谷いちご出荷支部

売上寄付

 三田ヶ谷いちご出荷支部の生産する「女峰」の出荷がピークを迎えています。早朝にハウスに入り収穫し、JAほくさい羽生東支店の出荷場へ。「寒い朝の作業は辛いが、消費者の喜ぶ顔を思い浮かべると体も自然と動く」。部員のみなさんは笑顔です。
  この支部では今年から業務用ソフトパックでの出荷を導入しました。玉の選別やパック詰めなど出荷時の手間は増えましたが、普通のパックより果実が傷みにくく、1粒詰めで規格が統一できること、品質・鮮度がいいのが一目で分かるなどが利点で、とくに菓子店から好評です。
売上寄付  「うちの支部は『女峰』一筋。ほどよい酸味があり、ケーキにあう。ソフトパックでプロの菓子職人からの引き合いが増えたのはうれしい」と、松岡孝支部長も自信をみせています。

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赤かび防除の重要性呼び掛け 品質向上講習会

職場見学

 JAほくさいは2月2日、行田市グリーンアリーナで「品質向上小麦栽培講習会」を開きました。関係機関・生産者あわせて120名が参加しました。
  講習会では、加須農林振興センター普及部の岡田雄二課長が、本年の「麦生育の特徴」「今後の管理」「赤かび防除」について講演。赤かびの麦が混入してしまうと出荷ができなくなってしまうなど、赤かび防除の重要性を話しました。参加した生産者のみなさんは、熱心にメモを取り聞き入っていました。

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土地利用型農業情報交換会
加須市の早川初男さんが発表

県外研修旅行

 2月4日、国民年金総合健康センター「春日部エミナース」で「平成20年度土地利用型農業情報交換会」が開かれました。
席上、加須市の(有)早川農場の代表取締役・早川初男さんが「特別栽培農産物認証制度を有効活用した米の有利販売」と題し、体験発表しました。早川さんは、奥様、長男ご夫婦と4人で、水稲28ヘクタール、小麦8ヘクタール、ブロッコリー80アールを生産。地域のモデルとなる主穀作大規模経営をしています。

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JA農産物検査員新たに2人誕生

おにぎりパーティー

 JA農産物検査員が新たに2人誕生し、1月21日、JAの坂本健次組合長から登録証を手渡されました。2人はすでに研修生として20年産米から検査に従事しています。
  JAでは営農部内に農産物検査室を設置、米・麦・大豆の検査が民間に移行するのにあわせて検査員を養成してきました。
  登録証を受け取った平岡検査員は「中立で公正な検査ができるように努めたい」と話しています。
  検査員の氏名と所属。坂本義和(北川辺支店)、平岡敬章(豊野支店)。

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コクと甘さで人気 行田在来商品続々

ほくほく米

 行田市を中心に自家栽培されていた青大豆「行田在来」。栽培が復活して2年目の収穫期を終え、加工品の販売が本格的に始まっています。
  青大豆「行田在来」は、自給用にとあぜなどでつくられていましたが、昭和30年代に入り、スーパーなどで手軽に豆腐や味噌が買えるようになった頃から姿を消した品種です。その後、大豆栽培の研究をする熊谷市の県農林総合研究センターが、約40年かけて県内の在来大豆を28種収集し、成分分析や食味検討を行った結果、豆腐加工に適しているとの評価を得ました。豆の表面はうっすらと青みがあり、中は通常の豆の色をしています。香りが高くエダマメとして食べてもとてもおいしい大豆です。
  生産初年の平成19年は行田市の斎条地区、谷郷地区で2.2ヘクタールを作付けし、1.8トンを収穫しました。2年目の平成20年には両地区で7.4ヘクタール、9トンを収穫。収穫量が5倍に増えたことで商品のバリエーションも広がりました。
ほくほく米  JA行田農産物直売所では1月16日からこの新豆を使った豆腐を販売開始。昨年は原料が少なかったため期間限定での販売となり、なかなか手に入らない「幻の豆腐」と言われましたが、今年は毎朝店頭に並んでいます。寄せ豆腐(220円)、木綿豆腐(180円)と少々高値でも、「甘みとコクがやみつきになる」と市内外から買い求めに来るリピーターも多数。濃厚な味を堪能するため、醤油をかけずにそのまま味わうのがおすすめです。
  行田のご当地グルメ「ゼリーフライ」の材料を「行田在来」にしたり、豆せんべいなどを販売する店も登場しています。今春からは味噌の販売も予定。行田市農政課では「一時のブームではなく、新たな行田ブランドとして定着させたい」と話しています。

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台湾バイヤーが管内のキュウリ・ナス農家視察

生け花講習会

 2月10日、ほくさい管内のキュウリ、ナス農家に台湾商社のバイヤーが視察に訪れました。JAほくさいでは、昨年末から管内産「彩のかがやき」と「越冬キュウリ」の輸出をスタート。この視察には規格、包装、価格やキャンペーン販売の意見交換も兼ねています。
  バイヤーは、キュウリ・ナスのハウスに入り、生育状況を確認。対応した農家に通訳を介して熱心に質問していました。

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農業機械大展示会

キュウリ農家見学

 第48回農業機械大展示会が1月31日、2月1日の両日、加須市むさしの村の特設会場で開かれました。JAグループさいたまとJA全農さいたま、県JA農機協議会が主催しています。
  会場では、最新鋭の農業機械を一堂に展示。訪れた人は新型農機の性能や機能をメーカー担当者に質問しながら、実際に操作し確かめていました。
  また、同時に開かれていた園芸資材見本市も好評で、多くの来場者で賑わいました。

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収穫祭と銀杏祭の売上を寄付

イチゴ出荷

 1月30日、JA騎西中央支店では昨年秋のイベント「収穫祭」と「銀杏祭」で好評だったもちとおにぎりのチャリティ売上、15万5943円を騎西町に寄付しました。
  JAの関口富男地域担当理事代行と関根由男基幹支店長が町役場を訪れ、若山勝彦町長にイベントに来場いただいたみなさんの善意を手渡しました。

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生産者と市場との意見交換

イチゴ出荷

 羽生市野菜組合は、青果市場との意見交換を行うため、1月27日に取引協議会を開きました。
  「羽生のキュウリ・ナスは市場の評価も良好なので、安定した出荷が出来るように産地としてお願いしたい」との意見や要望を受け、福地真一郎組合長は「品質鮮度の高い供給産地として『新鮮・良品質』のキュウリ・ナスを安定生産したい。そして、少しでも高く買ってもらえるよう、今後とも努力していきたい」と話しました。

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年金友の会草津へ親睦旅行

イチゴ出荷

 JA年金友の会では2月14日から20日まで、3班に分けた親睦旅行に出かけました。宿泊先は「草津温泉ホテル櫻井」で、530名の会員のみなさんに参加していただきました。
  JAでは年金友の会の会員を募集しています。年金の受給にはぜひJAをご利用ください。また来年も親睦旅行を計画していますので、みなさんお楽しみに。

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長期講習に参加して

グラウンドゴルフ大会

 私は12月9日から2月18日までの間、寄居町にある埼玉県農業団体教育センターで行われた、JA埼玉県中央会主催の第83回JA職員長期講習に参加させていただきました。
  組合員のみなさんをはじめ役職員の方々、支店の方々のご支援を頂き無事に講習を終了することができました。皆様に感謝申し上げます。
  朝7時のラジオ体操に始まる規則正しい寮生活や県内の他JA参加者26名との交流、そして、信用、共済、経済などのJA事業の基礎である科目、また民法、所得税等の多岐に渡る分野の学習は、JA人として必要な知識や技能、また社会人として必要な人格、そしてどんな仕事にも前向きに対応できる行動力を磨けたのではないかと思っています。
  講習で得た多くの知識や団体生活の経験を、今後の業務に役立てていきます。

北川辺支店 荒井常雄

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