北埼地区野菜一元共販連絡協議会は9月15日、JAほくさい本店で第34回通常総会を開きました。19年度の協議会販売実績は、キュウリが5672トン(前年比97%)で15億3000万円(同88%)、ナスは455トン(同111%)で1億4600万円(同104%)。
協議会の坂田修一会長は「野菜を市場や実需者に安定的に供給し、担い手の所得を確保していくことが重要」とあいさつしました。今後は付加価値によるブランド力の獲得や、食品事業者としての信用力の確保など戦略性のある産地改革で北埼一元ブランドの確立をめざすことを確認しました。
また、07年度立毛共進会入賞者29人を表彰し、越冬キュウリの部で加須市の川島孝夫さん、半促成キュウリの部で羽生市の斉藤文雄さん、ハウスナスの部で騎西町の相関寅雄さんが知事賞に選ばれました。そのほかの主な結果は次のとおりです。
JAとJA女性部(若林美江部長)は、地産池消と「彩のかがやき」消費拡大にむけて、米粉料理を推進しています。今年度は管内産「彩のかがやき」120キロ分の米粉を用意しました。
8月22日には、騎西町文化会館で女性部の各支部長と生活指導員12人が参加し、米粉を使った「食生活見直し研修会」を開きました。
米粉と管内産の野菜を使用したレシピは「シフォンケーキ」と「水餃子」、「ピザ」。普段は小麦粉で作る生地を米粉にしたことでもちもちした食感の、食べ応えのある仕上がりになりました。
今後は、各支部で同様の研修会を開き、レシピを広めます。また、他の米粉料理も試作し、農業まつりなど秋のイベントで販売する予定です。お楽しみに。
兵庫県西宮市の甲子園球場で8月22日までの15日間開かれ、数々の興奮と感動を与え、幕を閉じた「第89回全国高校野球選手権大会」。今年の埼玉県代表浦和学院の選手として川里管内の江森光男さんの三男、正洋さんが出場し、川里地区初の選手としての甲子園出場に管内はお祝いムードに沸きました。
正洋さんは現在、浦和学院の3年生。野球は小学校1年生から始め、「共和レッドイーグルス」に所属、中学生になるとクラブチームの「加須シニア」に入団し、投手として活躍しました。浦和学院に入学後は、年間200試合という過酷な試合数を重ねるうちに、内野手としての資質を見出され遊撃手として活躍、甲子園出場を果たしました。
今大会では浦和学院は7日目の第2試合に登場、群馬県代表の前橋商業と対戦し、接戦の末、惜しくも1−2で敗れてしまいました。しかし、その翌日からまたすぐに練習を再開。寮は出たものの今も変わらずに朝早くから夜遅くまで後輩の為に練習に参加しているという正洋さん。高校卒業後も大学に進学し野球を続ける予定だそうです。
大利根町間口の丸山政五郎さんの畑で、果実が3つにわかれたナスが実りました。丸山さんは「40年ほど家庭菜園を続けてきた。2つに分かれたナスは何度か収穫したが、3つは初めて」と声を弾ませています。
みなさんの畑でも「めずらしい収穫」、「これなんだろう」という発見があったらJAへご連絡ください。編集委員が取材に伺います。
8月20日、加須市むさしの村で埼玉県野菜園芸技術研究会の定期総会が開かれました。席上、施設野菜立毛共進会受賞者の表彰があり、羽生市上川崎の中村米二さんが農林水産大臣賞を受賞しました。また、中村さんは「半促成キュウリの栽培」をテーマに経営規模や栽培のポイント、今後の課題などについて体験発表をしました。ほくさい管内の入賞者は次のとおりです。
▽農林水産大臣賞=中村米二(羽生市)▽全国野菜園芸技術研究会長賞=中村米二(羽生市)▽農林水産省生産局長賞=斉藤文雄(羽生市)▽埼玉県県議会議長賞=相島八郎(加須市)▽埼玉県知事賞=中村米二(羽生市)▽同=斉藤文雄(羽生市)▽同=相島八郎(加須市)▽埼玉県園芸協会長=儘田登(加須市)▽同=田島敏雄(加須市)▽全農埼玉県本部運営委員会長賞=田島啓司(加須市)▽同=新井明弘(加須市)▽同=秋山雄一(加須市)
JAほくさいと羽生市、羽生警察署は9月11日、羽生警察署で「羽生市防犯のまちづくりに関する協定」の調印式を行いました。この協定は子どもや女性、高齢者を犯罪被害から守り、多発している街頭犯罪や侵入盗などを防止するのが目的です。
調印式には、JAほくさいの坂田修一組合長、羽生市の河田晃明市長、羽生警察署の吉田忠弘署長と羽生市のイメージキャラクター「ムジナもん」が出席。協定書を交換しました。
JAでは振り込め詐欺の未然防止や、所有車両への防犯ステッカー貼付、移動中に犯罪や不審者を発見したときには速やかに通報するなど、防犯活動に取り組んでいきます。
JAの坂田修一組合長は「地域に密着するJAとして、顔のわかる安心感で地元の安全に協力したい」とし「通学途中の子どもたちが危ない目にあったときは、迷わずJA支店に駆け込んでほしい」と話しています。また、少子高齢化社会に対応するJAとしての役割を、さまざまな角度から果たしていきたいと考えています。
8月22日に、羽生市熟年農業者クラブ主催、羽生市手子林の「きむら保育園児体験農業」が行なわれました。6月13日にみんなで種をまいたスイートコーンの収穫です。自分で育てた甘くておいしいスイートコーン。試食会ではみんな笑顔で口いっぱいに頬張っていました。
9月11日、第25回埼玉県農協年金友の会ゲートボール大会が彩の国くまがやドームで開かれました。
参加したみなさんは日頃の練習の成果を発揮し、競技していました。また、井泉チームが「コート優勝」しました。おめでとうございます。
JAは8月26日、27日の2日間、JA羽生ライスセンターで平成19年度肥料農薬展示相談会を開きました。
JAほくさいでは、7年前から職員が戸別訪問で肥料農薬を推進してきました。今後は、更に組合員ニーズにこたえ、JAの利用向上を図ることを目的に相談会を企画したものです。
会場では、JA全農さいたま職員と肥料農薬のメーカー担当者にまじってJA職員が、来場した農家の相談にこたえ、対象品目の水稲・麦についてアドバイスしました。
JAの坂田修一組合長は「初めての試みだったが、多くの方に来ていただいた。若いJA職員は、農家の声を聞くことで知識の向上になったのでは」といい、推進と職員の勉強の場として成功だったと話しています。今後は、他の会場でも相談会を開く予定です。
民間検査員による検査が6年目をむかえ、今年も21人の「農産物検査員」の資格を取得したJA職員が検査を担当しています。管内の米検査は9月5日の加須と北川辺の「コシヒカリ」からスタート。「中立・公正な検査を」と、担当地区を飛び回っています。
JAと北埼玉うまい米づくり推進委員会は、「ほくさいのブランド米」をめざして「うまい米づくりコンテスト」を開き、19年産米を募集しています。(くわしくは、「ほくさい」9月号をご覧ください)
対象となるのは、種子更新して収穫した「コシヒカリ」と「彩のかがやき」。品種ごとに上位5名を表彰します。
応募は11月末まで。JA窓口に専用の袋をご用意してありますので、玄米200t分を入れて提出してください。
みなさんのご参加お待ちしています。
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